手放すことの大切さ

生きていく上で何かを手に入れることも大切ですが、手に入れてばかりいてパンパンになっている人をたまに見かけます。

色々なお勉強をしたり資格を取ったり、欲しい物を買ったり沢山の人脈を築いたり・・・

生きていく上で何かを手に入れることはとっても楽しいし嬉しいし大切。

でも手に入れてばかりいてパンパンになっている人をたまに見かけます。

それはお部屋の中や、パソコンのデータや、アドレス帳や、頭の中も一緒。

より高いレベルに行きたいのなら、手に入れる前にまずは手放すことが実はとっても大事。

断捨離などのブームで捨てることの大切さは世間でも理解されてるけれど、まさにその通りなのです。

ただお部屋の中のモノを捨てることだけじゃなく、パソコンの中の要らないデータ・メールも、アドレス帳の中の全く連絡を取っていない人も、頭の中の色々な思い癖や思考も、捨ててしまう。

私の大好きな友人で、お片付けコンサルタントの近藤麻理恵ちゃんからも教えて頂いたことがあります。

"不要なものを捨てると、その空いたスペースには新しいもっと良いものが入ってくる"

不要なものを捨てないと新しいものが入るスペースがなくなってしまいます。

それはクローゼットの中だけじゃなく、頭の中も、心の中も、人づきあいや人脈も、毎日の生活習慣も全てに言えることなんです。

だから「最近何か滞ってるなぁ」とか、停滞感やストップ感を感じている方は特に、捨てるということ、手放すということを是非してみて下さいね。

そんな時は更に何か新しいことをしたり吸収するのではなく、目の前にあるすべてを再点検して、まずは自分にとって本当は必要ないモノや人・行動・思いを手放して下さい。

長い間手にしていたもの、執着していたものほど手放すことは勇気がいるけれど、思い切って手放してみる。

そんなに時間がかからない内にきっと何か変化を感じられるはずですから。

(2016年10月23日「ボトルボイス」より転載)