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解散など

2014年11月21日 22時11分 JST | 更新 2014年11月21日 22時11分 JST

 石破 茂 です。

 ひと月前には私も含めてほとんどの人が予想もしていなかった解散・総選挙となりました。これにより多くの法案が廃案となってしまいましたが、本日参議院本会議において地方創生法案が成立したのがせめてもの救いです。全国各地において皆様には大変なお世話様になりますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 解散のタイミングや大義名分について様々な議論がありますが、解散権者である総理が決断されたのですから、我々は誠心誠意有権者と向き合い、審判を受ける以外にはありません。

 幹事長であった前回選挙において、投票終了と共にすべての自民党新人候補者に対して「当選が決まった瞬間から次の選挙は始まっている。一挙手一投足、常に全身全霊をもって有権者に接することを心掛けられたい」とのメールを発信しましたが、まさしくその成果が問われるのだと思います。

 当選すれば皆様のお蔭、落選すれば己の不徳の致すところ、選挙とはそういうものだと思っています。候補者自身が限界まで努めずして、誰も本気になってはくれませんし、応援に行く際も、一人一人の有権者に真剣に訴えなければ行く意味はないと思っています。

 私自身はこの選挙を「日本創生・地方創生」を訴える選挙にしたいと思っております。

 新しい経済政策(いわゆるアベノミクス)の是非を問う選挙と位置付けておりますが、大企業もなく、株を保有している資産家もおらず、賃金上昇が十分ではないような地方においては、消費税率アップや円安によるガソリン・燃油・輸入資材等の高騰が、都市部よりも厳しい形で生活を脅かしていることを我々はよく認識しなくてはなりません。

 「だからアベノミクスは失敗だった」ということではありません。アベノミクスの先に、ローカル経済に適合した全く別の形の「ローカル版アベノミクス」を提示するということについて、信を問わなくてはなりません。

 日本を取り巻く内外の情勢が一変しているのに、従来のシステムを根本的に変えることなく、ここまで改革を先延ばししてきたのは、明らかに我々の責任です。

 円高になれば日本が潰れると大騒ぎし、円安になればなったでまた日本が潰れると大騒ぎするのはどう考えても異様です。食料もエネルギーも、その大半を海外に依存してきたためにこのようになってしまったのであり、今までそれを当然のこと、あるいはやむを得ないこととしてこの解決に正面から向き合ってこなかったことを反省しなくてはなりません。

 食料もエネルギーも、農山漁村にはその資源が無限に存在しています。今まで困難と思われてきたことが、技術の進歩と、熱意と創意工夫に富んだ人材によって可能となるものと私は信じております。

 今回の選挙も、可能な限り自民党・公明党の同志諸兄姉の支援に全国を廻りたいと思っております。お近くに参りました際には、どうかよろしくお願い申し上げます。

(2014年11月22日「石破茂オフィシャルブログ」より転載)