BLOG

国会会期終了など

2013年12月14日 22時33分 JST | 更新 2014年02月13日 19時12分 JST

石破茂です。

臨時国会は二日間の会期延長をしたものの、結局七日の深夜に参議院において法案処理を了して終わりました。

特定秘密保護法に関して、行政権による恣意的な運用を防ぐためには、立法権若しくは司法権の関与が必要であり、諸外国において整備されているこの仕組みを法施行までに提示することが今後の立法府の責務となります。

有事法制やイラク特措法の際にも、「徴兵制復活」「海外派兵」などというまったく無根拠の批判がありました。

 

しかし当時は報道各社の論説委員に対する説明をはじめ、多くのインタビュー、テレビ出演などを通じて事前から努力していたのですが、今回はそれが必ずしも十分ではなかったことを反省しております。

 

今後、多岐にわたる諸課題を前進させるためにも、丁寧な説明を怠ってはならないことを改めて痛感いたしました。

一般の国とは大きく異なる内容を持つ中国の防空識別圏の設定、人民解放軍の海・空軍力の飛躍的な増強、北朝鮮の権力構造の激変など、事態は急速に動いています。

 

こちらに隙があればそこに付け込まれるのは歴史の常であり、憲法前文にある「(日本国民は)平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我が国の安全と生存を保持しようと決意した」という状況からますますかけ離れていく現状においては、外交的な努力とともに、安全保障の法的・能力的な不備を改め、運用の実効性を高めていくことこそが、戦争を回避するための道なのだと信じます。

今年もあと二週間余り。

 

TPP交渉は越年したものの、普天間基地移設に向けた環境整備など、まだまだ難題は山積しています。何とか気力と体力を振り絞って乗り切っていかなくてはなりません。

本日金曜日は長崎県。

 

土曜日は地元からウェークアップ・ぷらすに中継出演した後、鳥取県内の行事などに出席する予定です。

 

日曜日は秋田県大館市と能代市へ参ります。

お元気でお過ごしくださいませ。

(※この記事は2013年12月13日の「石破茂ブログ」より転載しました)

写真で見る2013年11月政界の動き スライドショー