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「マタハラ」という言葉を聞いたことがない人が63.7% 誰もが知るべきその内容

2014年10月28日 14時33分 JST | 更新 2014年12月26日 19時12分 JST

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性的嫌がらせという意味を持つセクシャルハラスメント、通称「セクハラ」や、仕事において上の立場から無理な要求を強いるパワーハラスメント、通称「パワハラ」などは、現在では一般的に知られる言葉ですが、「マタハラ」という言葉をみなさんはご存知でしょうか?

アンケートサイト「みんなの声」で、2万2716人を対象に実施された調査では、以下のような結果が出ています。(アンケート調査期間:2014年8月10日~2014年8月24日)

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・聞いたことがない:63.7%

・聞いたことがあるし知っている:27.7%

・聞いたことはあるが知らない:8.6%

「聞いたことはあるが知らない」と答えた人も含めると、全体の7割以上の人が知らないと回答した「マタハラ」という言葉。この言葉、現在大きな問題になっているテーマなので、下に説明していきたいと思います。

■大切な生命を奪いかねない「マタハラ」問題

「マタハラ」は、「マタニティハラスメント」の略。これは、主に職場において妊娠や出産をした人に対して行われる嫌がらせ行為を表す言葉です。

男女雇用機会均等法が1986年に施行されて以来、職場において男女差別は撤廃すべきと法律でも定められています。現在は昔に比べると"女性社員=お茶汲み要員"などと思っているような人はずいぶん少なくなったとはいえ、日本の職場ではいまだに差別的風潮が残っていると言われるのも事実。

特に女性のみがすることができる「妊娠」において、不当な扱いが横行しているという問題があります。

かつて、結婚をした女性が「寿退社」といういかにもめでたい言われ方で職場を辞めるのが一般的な時代がありましたが、1992年に施行、1995年に改正された育児・介護休業法によって、妊娠・出産に伴った育児休業などが細かく法律にて制定され、それにより妊娠・出産後の職場復帰が法律によって保護されることになりました。

■実情は「法律無視」の発言も

しかし、現状はかつての「妊娠したら退社」という偏見を持ってしまっている人が多く残っているよう...。そのため、「妊娠をしました」と報告した女性に「妊娠したなら会社を辞めてくれ」と直接、もしくは間接的に言ってくるようなケースであったり、産前産後休業を申請した場合、「うちの会社では認めてないので辞めてください」などと、法律を無視したような発言をされた人までいるようなのです。

また、妊娠中は体調面の理由からときに通常業務ができない場合があるということで、徐々に会社に居づらくなるような発言を浴びせたり、逆により肉体的に過酷な状況に追いやられたりといった嫌がらせを受けるケースまであるといいます。

そして、出産後職場に復帰すると、「小さい子供がいる人には大事な仕事は任せられない」というような発言をされ、今までと同じように仕事をさせてもらえず、徐々に退職に追い込むというケースまであるようです。

このようなマタハラは、精神的苦痛や肉体的嫌がらせで流産をしてしまうケースや、周囲の理解が得られないことによって妊婦さん自身が無理をしてしまい流産するケースなども引き起こす可能性があります。

■「言葉の拡がり」が被害者を救う可能性

「セクハラ」や「パワハラ」は、その言葉が広く知られることにより、被害者自身が無理に我慢を強いられる必要がないと分かってくるようになりました。いまはまだ、7割以上が知らない「マタハラ」という言葉。今後言葉が拡がり、また悩む女性が実際にいる現状も広く知られ、社会全体でこのような風潮がなくなることが望まれます。

【集計結果】

出 典:dメニュー・iメニュー 「みんなの声」

集計期間:2014年8月10日~8月24日

投票数:22716票

(文/しらべぇ編集部・常時系

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