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新聞に「予報」まで載る山形県民の「芋煮愛」について調査

2015年09月30日 15時03分 JST | 更新 2016年09月29日 18時12分 JST

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Photo by Yuichi Kosioo

東北地方を中心に、秋になると多くの食卓にのぼるのが「芋煮」。おもな材料として里芋や長ネギ、ごぼう、にんじん、きのこなどの野菜と肉が入った鍋物のことである。なかでも山形県民の、芋煮に対する愛情がすさまじいのをご存知だろうか?

地元の新聞には「芋煮予報」なるものが載るほど。

■山形県民にとって芋煮会は「バーベキュー」的存在

山形県民にとって、大勢で楽しむイベントに欠かせないものが「芋煮」。小中学校のイベントや大学サークルの新歓、職場のキャンプなど、山形のいたるところで「芋煮会」が行われている。

そこで実際、どんな風に楽しんでいるのかを山形県民に聞いてみた。

「小学校から高校まで1年に1回必ず芋煮会があった。班ごとに芋煮をつくり、味付けによってどこの班がおいしいか食べ比べするのが恒例行事」 20代女性(山形市出身)

「秋といえば芋煮。幼い頃は町内の子供会で芋煮会をしたな、海で」 40代女性(鶴岡市出身)

「芋煮会は手軽なバーベキューみたいな感じ。煮るだけで簡単にできるし、バーベキューみたいに焼く係もいらない。後片づけも楽」 20代女性(鶴岡市出身)

その他、「海で釣りなどを楽しみながら、バーベキューと芋煮を一緒にする」という声や、「ぶどう狩りと芋煮」という組み合わせで楽しんでいるという人も。

■こんな光景も、山形県ではいたって当たり前

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スーパーには芋煮会用の「鍋貸し出し」サービスがあり、バーベキュー用の、鉄板や焼き網も貸し出してくれるのだ。

「高校生のころ、遠足で芋煮会をするために海まで10km歩いた。材料は各自で持ち寄り、スーパーでは芋煮の材料を買うと鍋などは貸してくれた」 50代女性(鶴岡市出身)

ちなみに、全国チェーンのコンビニでは、芋煮で使える薪や着火材が売っている。

■内陸では牛肉、日本海側では豚肉

同じ山形県内でも、地方によって味つけが2種類ある。山形市を中心とした内陸の地方では、醤油ベースに牛肉を使用した芋煮が主流。

「米沢牛と、ごろごろの芋をたくさん食べられるところが大好き」 20代女性(米沢市出身)

一方、海側の酒田市や鶴岡市などの庄内地方では、豚肉に味噌味が定番の味つけだ。

内陸出身の人々からは「ただの豚汁じゃん」と言われることもあるのがしばしば。しかし庄内人にとっては芋煮と豚汁を、それぞれ区別ができているようだ。

「芋煮と豚汁の定義は、里芋をメインとして考えるか、豚肉をメインとして考えるかだと思ってる。材料にさほど違いはない」 10代女性(鶴岡市出身)

■どこまでも「芋煮が好き」

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芋煮を「お店に食べに行く」という習慣はない。家族や友人、職場の人たちで「手作り」「その地方の味つけで」芋煮を食べるというのが、山形秋の風物詩である。

(取材・文/しらべぇ編集部・かずきち

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