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「5月病」は実在しない!?患者数から見てみると...

2015年05月13日 16時58分 JST | 更新 2016年05月12日 18時12分 JST

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(c)iStock.com/settaphan

「5月病」という言葉がある。新入学や進級、社会人になるなど、環境が変化する4月の精神的な疲れが、ゴールデンウィーク明けくらいに出ることが多いと言われるためだ。

言葉の注目度を測るGoogleトレンドを見ても、「五月病」というキーワードは4月なかばから現れはじめ、5月に入ってから大きく伸びているのがわかる。

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画面はスクリーンショットです

しかし、5月病は、本当に実在するのだろうか?

■「気分障害」の受診者は5月がもっとも少ない

興味深いデータがある。

健康保険組合連合会が発表している「メンタルヘルス関連疾患の動向に関するレポート(平成25年)」によれば、躁うつ病を含む「気分障害」で心療内科などを受診した人の数は、5月がもっとも少ない。

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もちろん、5月にすぐ病院に行かない人もいるかもしれないが、続く6月もそれほど多くない。

一方で、受診者数がもっとも多いのは3月。次いで、12月、10月と続く。年度末や年の瀬など、忙しいときのほうが精神的な疲れやプレッシャーが溜まるのだろうか。

ちなみに、同じく健康保険組合連合会のデータによると、「かぜ」の患者数では5月は7位と真ん中あたりに位置している。

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■アリ派・ナシ派の生の声は?

データからは有意な差が確認できなかった5月病だが、そう感じたことがある人・ない人に話を聞いてみた。

【「5月病」を感じたことがある】

・季節の変わり目に、必ずと言っていいほど体調を崩す。長い連休の後は、気分を切り替えて出社できなかったことも(40代・男性)

・大学に入った直後、実家を出たので知り合いが誰もいなくなり、サークルにも入らなかったので孤独を感じて寂しくなった(20代・男性)

【感じたことはない】

ずっとフリーランスなので感じたことがない。むしろ、連休明けの平日に悲しそうな顔で出勤する人をスタバの窓から眺めるのがささやかな幸せ(30代・男性)

・自分が感じたことはあまりないが、毎年GWを過ぎると明らかに授業にくる人が減る(20代・女性)

やはり、季節の変わり目ということもあり、不調を感じた経験者はある程度いるようだ。

この週末が過ぎれば、今月ももはや中盤。5月病までは至らずとも、もしメンタルに不調を感じたら、早めに専門家にご相談を。

(文/しらべぇ主筆・タカハシマコト

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