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【世界遺産】姫路城「平成の大修理」完成 期間5年半!費用24億円!職人15000人!

2015年04月02日 15時30分 JST | 更新 2015年05月31日 18時12分 JST

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桜の便りが今にも待たれる瀬戸内の春。兵庫県姫路市にある国宝&世界遺産「姫路城」の大天守が3月27日、総工事期間5年半に及んだ「平成の大修理」を終え、内部公開を再開した。

姫路城はいったいどのように姿を変えたのだろうか。

■ 費用は24億円! 5年以上かかった大修理が完成

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大修理は2009年秋にスタート。壁の塗り替えと屋根のふき直しを目的に、大天守を閉鎖して工事を行った。総工費は24億円。腕を振るった職人は延べ1万5000人以上を数えるというから「大修理」の名にふさわしい。

上の写真は工事期間中の大天守。建屋にすっぽり覆われて、姫路の街から姿を消していた。

■ 修理の様子を見学できた「天空の白鷺」

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地元民から「食パン」とも「牛乳パック」ともあだ名されたこの建屋。内部には、姫路城の別名「白鷺(はくろ)城」にちなみ、「天空の白鷺(しらさぎ)」と名付けた工事見学フロアが設けられていた。

フロアには、180万人を超える人が入館。働く職人の様子が間近に見られると好評を博したのは記憶に新しい。

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■ 忍者も使った!? 抜け道経由で大天守へ

さて新装成った大天守。全面的に塗り替えられた白壁が、春の陽光を照り返してまぶしい。招待を受けた記者は去る18日、一足早く内部を見学することができた。以下の写真はその当日のものである。

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ここは「菱(ひし)の門」。集まった報道陣100人余りとともに、いよいよ入城だ。思えば大天守への登閣は4年ぶり。胸の高鳴りを禁じ得ない。

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誰よりも早く大天守を目指そうと集団を離れ、石垣に埋もれるように隠された「るの門」経由で先を急ぐ。通常は20〜30分かかる順路を5分に短縮できる抜け道として、「お城慣れ」した地元民にはおなじみである。

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大天守が見えてきた!

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大きい!美しい!久しぶり!今回の大修理では工事の対象外だった「小天守」(写真左側)と比べてみると、大天守の壁は白さが際立って見える。

■ 400年前の姿を残す大天守

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いよいよ大天守の内部へ。大修理前は蛍光灯だった照明が、あんどん風の器具で囲ったLEDに取り換えられている。ほぼ各階にあった資料や展示物も最小限に。「雰囲気を創建当時に近づけるための演出」と説明を受けた。

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5層7階の大天守は、約400年前に当たる江戸時代初期の創建。上り下りにはハシゴに近い急な階段を使う。現在も、当時の姿をそのまま残しているとあっては当たり前。

世界最古の木造建築「法隆寺」(奈良県)とともに1993年、国内で初めてユネスコの世界文化遺産に登録された理由も「昔のまま」であるところが大きい。

■ スマホで体感!「拡張現実」が新登場

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AR(拡張現実)を活用したチェックポイントも新たに登場。ポイントは大天守ほか城内の各所に設けられているので、ぜひスマホやタブレットをかざして楽しんでほしい。

■ そして最上階。遠く四国が見える日も。

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よじ登るようにしてたどり着いた最上階。意外な狭さに驚く人があるかもしれない。しかしながら、眺めは抜群。

姫路市内には、景観への配慮から高層ビルが少ないことも、瀬戸内海(播磨灘)越しに遠く四国まで見えることがあるという景色の提供に一役買っている。ただし「昔のまま」で窓は小さめ。入城客同士、譲り合って楽しみたいところだ。

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最上階の限りあるスペースと、独特の急な階段が相まって、大修理前にも春秋の観光シーズンには入城客の列が渋滞していた姫路城。

27日のお披露目以降は、特に混雑が予想される日には「入城整理券」が必要になる。整理券は、当日朝から城内で配布。確実に入城したいという人は、早めに姫路入りしてゲットしておこう。

【国宝・世界文化遺産 姫路城】

兵庫県姫路市本町68番地

入城受付時間 9時~16時(夏季は17時まで)

料金 大人=1,000円、小中高生=300円

(取材・文/しらべぇ編集部・前田昌宏

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