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どんな内容がある?受診頻度は?意外としらない人間ドックの基礎知識

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<写真/Shutterstock>

人間ドックとは具体的にどんなことを行うのか説明していきます。

人間ドックとは

●人間ドックの定義

人間ドックとは、船舶が点検を受ける「ドック(dock=船渠)」になぞらえた人間の体の定期検診です(よく人間「ドッグ」と間違えて表記するのを眼にしますが、これは誤りです)。人間ドックは特に病気や自覚症状がない段階でさまざまな検査によって健康状態をチェックすることを目的としています。

●健康診断との違い

自治体や会社で受ける健康診断と人間ドックは、どちらも健康状態の異常がないか調べるものですがいくつかの点で違いがあります。

会社で受ける「定期健康診断」は労働安全衛生法という法律で定められて会社が法的に義務を負って行うもので、検査項目も法律で定められています。費用は全額会社が負担します。

また、自治体で受ける「特定健康診査」は40歳から74歳までの公的医療保険加入者を対象にしたものです。これらの検査項目は基本的なものとなります。

一方、人間ドックの場合は疾病早期発見のために自主的に受診するもので、費用は全額自費となります。しかし、ひとつひとつの検査項目は詳細で、自分の身体的状況などに合わせて検査項目を選択することができます。

人間ドックで行われる検査内容

では、実際に人間ドックで行われる検査の内容についてご紹介します。

●人間ドックは目的別にメニューがある

人間ドックは、その検査内容について法的に定められたものはなく、人間ドック学会によって推奨された項目に準拠する形で医療機関に委ねられています。

そのため、多くの医療機関では簡易的な半日~1日コースから各部位の検査も詳細に行う2日以上のコースなどが設定されており、選択が可能です。

また、綜合的な基礎人間ドックのほかに、脳ドックや大腸ドック、呼吸器ドックなど特定の器官を詳細に検査する専門ドックもあります。目的に応じて選択、追加するとよいでしょう。

●実際の検査項目の例

基礎的な人間ドックの場合の検査項目には以下のようなものがあります。

・主な基本的な検査項目

採血・身体計測・血圧・視力測定、呼吸機能検査、心電図、腹部エコー、眼底検査、聴力検査、胸部・胃部レントゲン、便潜血など

・オプション項目

乳房触診+乳房画像診断、PSA(前立腺腫瘍マーカー)検査

・詳細項目

骨密度や糖負荷検査、喀痰細胞診・胸部CT(肺がん検診)など

上記以外にも、特定の検査を追加することも可能です。

人間ドックの受診頻度は?

人間ドックの受診頻度は、体の異常を早期に発見するという観点から年1回程度が望ましいとされています。あまり受診の間隔が開きすぎてしまうと、異常がある場合に発見が遅れてしまう可能性が高くなるでしょう。

特に、人間ドックにて発見されることの多い初期のガンなどは早期発見が予後に大きく影響しますので定期的な検診がすすめられます。

万が一、体に何か自覚症状があったり健康に不安を感じたりする場合には特に間隔を考えずに受診しても構わないでしょう。

・人間ドックの結果の正しい見方と注意すべき数字・表記
・服装はどうすればいい?はじめての人間ドックでの注意点
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