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病気のサイン?ゴミ屋敷・汚部屋・片付けられない症候群と精神疾患の関係

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部屋が片付けられない状態が続いているのは、もしかしたら精神疾患を示すSOSなのかもしれません。部屋の片付けと精神疾患にはどのような関係があるのでしょうか。


■ゴミ屋敷、汚部屋、片付けられない症候群とは?

部屋の片付けと精神疾患には、関係が深い場合があります。これまでに嫌なことがあった時や気分が落ち込んでいる時、掃除する気力がなくて、部屋が散らかりっぱなしだったという経験はありませんか?

部屋の掃除がストレス発散法という人もいますが、うつ病の人が部屋や家をごみ屋敷のようにしてしまうケースが多いのも事実です。

精神に疾患を抱えている人たちが部屋を片付けられない原因には、次のようなことが考えられます。

・片付けようと思っても片付け方が分からない
・部屋を掃除する気力がわかない
・片付ける必要性を感じない
・物を大量に集めてしまう

"部屋や家が散らかっている=精神疾患を患っている"では決してないですが、部屋の中の状況によって、ある程度心の中を知ることができます。

■片付けができないのは病気のサイン?
部屋が片付けられない状況は、これらの精神疾患を患っている可能性が挙げられます。

●強迫性貯蔵症(ホーディング)
自分の意思に反して、不合理な行為や思考を反復してしまう障害で、強迫観念と強迫行為から同じ行為を繰り返してしまいます。このような症状を抱えている人には、「今、集めないと2度とチャンスがない」「集めたものがなくなってしまうと不安」という気持ちや、捨てることへの罪悪感を感じることなどがあります。

●強迫性貯蔵症以外の精神疾患(鬱/セルフネグレクト/統合失調症/認知症など)
ストレスが原因による脳の障害です。

●うつ
抑うつ状態から興味や意欲、精神活動などの低下が原因で、部屋の中に関しても興味が薄れ、掃除する意欲が低下していきます。

●セルフネグレクト
日常の行動を維持するための必要な意欲や能力、行為を失ってしまい、食事や医療を拒否、さらには生活環境が不衛生になってしまうこともあります。

●統合失調症
妄想や幻想など特徴的な精神疾患から、"ものを溜める""ものを集める"傾向があり、ゴミを溜める生活が当たり前の行為と認識しているケースもあります。

●認知症
正常に発達した精神機能が慢性的に減退・消失することで、日常生活を送ることが困難になってしまうケースもあります。

●ADHD(注意欠陥・多動性障害)「片付けられない症候群」
「集中力」「活動性」「多動性」など行動をコントロールしにくいのが特徴で、日常の生活でもパニック状態になり、掃除を放棄してしまうケースがあります。

原因としては、幼少期に発症する疾患を除くと、愛する人との死別や子供の独立、仕事の定年など大きな事柄の終わりや大きな精神的ストレスがかかったことが引き金になることもあります。セルフネグレクトにおいては、世間や近親者への怒りをぶつけているためとみる説もあります。


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