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NHKが「手話CG」による天気予報の配信をスタート。メディアにもバリアフリーを

視聴者から手話CGの表現のわかりやすさや自然さについて意見を募集しており、さらにわかりやすいものへと改善を行なっていきます。
1970s WOMAN WEATHER GIRL METEOROLOGY METEOROLOGIST TELEVISION NEWS (Photo by H. Armstrong Roberts/ClassicStock/Getty Images)
1970s WOMAN WEATHER GIRL METEOROLOGY METEOROLOGIST TELEVISION NEWS (Photo by H. Armstrong Roberts/ClassicStock/Getty Images)
H. Armstrong Roberts/ClassicStock via Getty Images

CGの手話が天気予報を解説!

聴覚に障害がある人がニュースをより楽しめるように、手話によるニュース番組を放映してきたNHK。平日の昼・夜や災害発生時などに放映しています。2017年2月、NHKはさらなるサービス拡充のため、「手話CG」を用いた天気予報動画の配信を開始しました。

動画で天気予報を伝えるのは、コンピューターグラフィックス(CG)でつくられた女性による手話。この手話CGは手話通訳士の動きを特殊なカメラで撮影するなどして、なめらかな動きを再現しました。

動画は専用サイトで1日3回、関東7都県の気象情報を配信。動画を見た人から手話CGの表現のわかりやすさや自然さについて意見を募集しており、さらにわかりやすいものへと改善を行なっていきます。

NHKは将来的に、対象地域の拡大や、天気予報以外のニュース、バラエティなどに活用範囲を広げていくことも計画。今後もテクノロジーの力で、メディアの"バリアフリー"が進んでいくことが期待されます。

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