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【初心者向け】AmazonカテゴリランキングでTOP5に! 走りのプロが教える、楽に走るためのメソッド!

2014年05月29日 15時02分 JST | 更新 2014年07月27日 18時12分 JST

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今年こそ、「ランニングをはじめたい」、「継続させたい」という皆さんへ。

新年度となり、もうすぐ1ヶ月。4月はなにか新しいことをスタートさせるのに最適な季節です。きっと、読者の皆さんの中にも、ダイエット・健康目的でランニングをスタートさせた方もいるのではないでしょうか。

ただ・・・「ランニングは辛い」、「つまらない」、「続かない」、そんな風にもうシューズを脱いだ人、脱ぎそうな人も少なくはないでしょう。そんなランニング初心者の方、そしてドロップアウト寸前の方にお送りする今回の企画は、ずばり「楽な走り方」!

今回のインタビューは、「マラソンは上半身が9割」の著者でもあり、ランニングコーチである、細野史晃(ふみあき)さん。本が売れないと言われるこの時代にヒットを飛ばしており、Amazonのカテゴリランキングでもトップ5に。しかも、ランニングにまつわる本で。

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ちなみに彼は、いわゆる"スポーツバカ"ではありません。リクルートHRマーケティング(現リクルートジョブズ)に新卒で入社し、自らの夢であったスポーツや教育・育成の事業において起業。一流企業卒のいわゆる起業家なのです。

そんなスポーツとは縁も所縁もなさそうな細野さんが推奨する、「上半身ランニング」とは一体どのようなモノなのでしょうか。

学生時代の、"雑な教え"のせいで、みんな走ることが嫌いになった。

- まずはじめに、細野さんは「マラソンは上半身が9割」という、かなり挑戦的なタイトルの本を執筆されていますが、これは本当なんですか(笑)?

細野 ウソだったら、出版していないですよ。まぁ、書籍のタイトルなのである程度のヒキは大切ですが(笑)。

とにかく小学校・中学校の頃って、基本的に「ランニングは脚で地面を蹴って走るモノ!」と教えられたと思います。もしくは、「ほら、とりあえず校庭を5周!」みたいな、ノーレクチャーのどちらかで。

- 基本、ノーレクチャーでしたね(笑)。学生時代はマラソンが嫌いだった人は多いと思います。

細野 まぁ、要するに走り方について、何のコツも教えてもらわないまま、ただ走らされていたワケですね(笑)。

ちなみに、ランニングって正確には地面を蹴っているのではなく 、脚、そして身体がバネのように跳ねた結果、走っているということになるんです。

そのバネのように跳ねる時、カラダを動かす意識がどこにあればいいかというと、上半身なんですね。まぁ、雑な指導のこともあって、多くの人が「ラン=下半身で動くモノ」という意識が強いと思うので、「上半身が9割」と言うことで、強烈に 上半身を意識してもらうくらいがちょうどいいんです。

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走ることは本当はきつくないし、誰でも楽しめるモノ。

- なるほど、ラン=脚みたいな先入観を捨ててもらうための、「上半身が9割」理論なんですね。

細野 はい。それに体重、そして筋肉の6割は上半身にあるんです。そこを上手く使わないと上手に走れないし、脚で踏ん張って走るような感じだと、ヒザや足首などに自分の体重がかかってしまって、ケガもします。だから、ホントに上半身を意識して走らないと危ないんですよ。

- 「ヒザが痛くなるから、走りたくない」という声は確かに多いです。細野さんのように、「初心者向けのランニング」を提唱する方って、実はすごく少ない気がします。

細野 たしかに少ないですね。ランニングをはじめたいって人に向けたメソッドとか本もあると思うんですが、埋もれている気がします。

「こうやってカラダを動かせば速く走れる」、という方法論は幾つもあると思うのですが、それって中級者、もしくは上級者向けじゃないですか?トレーナーって研究者みたいなマニアックな人、結構多いんですよ。僕もかつてはそっち側でした。(笑)

自分が伝えたいことは、あくまで走ること本来の楽しさなんです。上手に走るとか、それは二の次で。別にみんなが研究職を目指しているワケじゃない。走ったことない人が、ファンランナー(走ることを楽しむ人)になってもらえるよう、走ることの楽しさを知ってほしいだけです。

おヘソの位置を上げると、走りながら脚はストレッチされる=疲れない!?

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- 上半身を意識して走ると・・・正直なトコ、疲れないんですか?

細野 はい、疲れないです。僕の著書にも書いてありますけど、解剖学的に物理学的に正しく動く時は、上半身から動かなければいけないんです。簡単に言うと、上半身を上手に使って走ると、筋肉が伸張反射するんですね。

- 伸張反射?

細野 ・・・すみません、ちょっと難しいですね(笑)。たとえば、縄跳びをしている時をイメージしてください。この時って、地面と接する時間ってすごく短いですよね。まさに跳ねる感じで。それにエネルギーの消費がほとんどないので効率がいい、だから疲れない。ランより縄跳びの方が楽じゃないですか?

しかも筋肉が伸びた後に縮むという動きを繰り返しているので、結果として走りながら脚の筋肉がストレッチされていることになるんです。

- 走りながら脚がストレッチされている!?つまり疲れないということですね!

細野 はい、そういうことです。脚どころか全身ストレッチされます。思いっきり走る時は別ですけど、軽く走るぐらいであれば、ピョンピョンと跳ねる感じで気楽に走ってもらえれば疲れませんよ。

ちなみに、上半身を意識するというのは簡単に言えば、おヘソの位置をいつもよりも少し上に引き上げながら走るイメージです。それを意識するだけでも、劇的に脚は楽になると思います。

(つづく)

細野史晃 Fumiaki Hosono

リクルートHRM(現リクルートジョブズ)→Sun Light History代表。 大学在学中に教育とスポーツを改革することを心に決め、修行の場としてリクルートの門を叩く。現在はランニングクラブ運営、パーソナルトレーナー事業、スポーツ選手の指導・キャリアサポートを中心にスポーツ・キャリアの両面で活動中。

Sun Light History

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