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もしも娘の結婚相手が無職だったら・・・・・・あなたは娘を、娘が選んだ人を信じて応援できますか?

2016年01月22日 23時33分 JST | 更新 2017年01月20日 19時12分 JST

もしも娘の結婚相手が無職だったら、あなたはどうしますか?

「娘が選んだ人だから」と応援しますか?

それとも、「今はまだ早い」と反対しますか?

人生のストーリーを投稿するサイト『STORYS.JP』に、

あるストーリーが届きました。

「だってあゆみが決めたんでしょ」 いつも私を信じてくれた両親

「パパ、ママ 私結婚するよ」

またしても突然の報告だった。私はいつもそうだ。大学生の時、どうしても海外に行ってみたくて、突然インドへの旅行を決めた時、どの大学に志望するか決める時、そして全落ちし浪人すると決めた時、就職先を決めた時。。。私は小さな頃から全く両親に相談しない。相談するということは迷っている時、そんな時に両親に相談して心配をかけるのが嫌なのだ。

会話がないわけではない。むしろよく話す方だ。彼氏ができた時もすぐに紹介する。でも、何かの決定を話す時、私の心はもう100%きまっていて、両親は必ずそれを後押ししてくれた。そしてそのことを特段意識することもなく過ごしてきた。

27歳のとき、7年間付き合っていた彼に結婚しようと言われた。スポーツ選手をしている彼は、結婚の為に東京に戻ってきて、新しい職を見つけてくれていた。そのことを両親に話すととても喜んでくれた。

しかし緊急事態が発生。様々なことが重なり、両親顔合わせの前日に彼の就職話が破断してしまったのだ。そしてそのことを両親に話せないまま、両親顔合わせが行われることになってしまった。どことなく重苦しい相手家族とは裏腹に、ウキウキの私の両親。そして、開口一番、彼から無職になってしまったこと、これから何とか仕事を探して頑張りたいということが告げられた。

ずっと大切に育ててくれた両親。私は長女、家族にとって初めての慶事。さすがに今回ばかりは、今はやめなさいと反対されるだろう、むしろ手放しで喜んでくれていた両親に申し訳なくて、両親の方を向いて、「パパ、どう思ってる?」と聞いた。

すると父は思わぬことを言った「だって、あゆみが決めたんでしょ。今の彼の状況は正直心配だけど、自分はそれでも結婚したいと思うんでしょ。あゆみが決めたことだったら、パパとママは応援するよ」涙が溢れた。

両親は、いつだって私の決めたことを、私を信じて、応援してくれた。今だってそうだ。その絶対的な信頼があったからこそ、私はいろんなことを自分で決めて、可能性を広げていくことができた。本当に自分のしたいことを、心から選ぶことができたんだ。

そんな言葉に場が和み、両家顔合わせはとても賑やかに行われた。そして私は彼と結婚。彼も無事、いや奇遇なほどに彼の望むやりがいのある仕事をすることができ、とても充実した生活を送っている。

今私のお腹の中には新しい生命が宿っている。生まれてきた子には、私がしてもらったように、絶対的な信頼で包みこんであげたい。この子が自分の意思で、自分の人生を歩めるように。

(文=STORYS.JP編集部・阿部仁美)