北海道の冬はベビー"ソリ" 「北海道民あるある」5

冬にまつわる北海道民あるあるをいくつかご紹介していきたいと思います。

こんにちは!生まれも育ちも北海道の、「きの かんち」です。冬です。北海道が本領を発揮する季節です!と、いうことで、今回は冬にまつわる北海道民あるあるをいくつかご紹介していきたいと思います。

北海道と一括りにしていますが、かなり広く地域差がありますので、「私、北海道に住んでるけども、こんなことしてないー!」という事もあります。それもまた、北海道民あるあるの面白いところかもですね。

さて、まずは気温について。北海道の冬は当たり前ですが、寒いです。1月・2月になると、最高気温がマイナスということも良くあります。だからでしょうか。0度を超えると「今日は暖かいなぁ」と言ってしまいます!普通に考えて、暖かいわけないんですけどね。3度くらいになると「もうすぐ春か!?」とさえ思ってしまうのです。

そんな感覚だったら、関東の方へ行くと冬でも暖かく感じるのかというと、実はそうではなかったりします。私の感覚ですが、1月に東京へ行ったとき、何故かすごく寒かったです。気温は全然プラスのはずなのに、北海道より寒い気がしました。不思議ですね。

あと、北海道の人たちは暖房をガンガン入れるので、屋内は暑いくらいだったりします。ダウンコートを着たまま、屋内施設にいると汗をかいたりすることも!家も暖房つけているので、25度以上あったりします。屋内と屋外の気温差で風邪をひくことも...。

そんな北海道の冬ですが、雪が積もってる時によく目にするのは、ソリを持って移動するママさんたち。幼稚園の送り迎えや児童館、近くのスーパーに行くとき、子供をソリに乗せて移動します。ベビーカー感覚です。私自身も子供のころ、母親が引くソリに乗って色々なところへ行きました。また、スーパーで買ったものをソリに乗せて帰るお年寄りもよく見ます。

遊んでよし、ベビーカーにしてよし、荷物運ぶのにもよしです!スーパーや児童館の玄関に、ソリが並んで置いてあるのも冬ならではの光景ですよ。ソリに子供たちを乗せるときは、帽子と手袋を忘れずに!忘れると、耳と手がとても痛くなっちゃいますよ~!

手袋で思い出したのですが、北海道では手袋をはめることを「手袋を履く」と言います。靴下や靴と同じ感覚ですね。私はこれが標準語だと思っていたので、違うと指摘されたときすごく驚きました!

最後に、おせち料理についてです。おせち料理っていつ食べますか?「お正月に決まってるでしょう!」って?実は北海道では、大晦日におせちを食べます。大晦日の朝からおせちを作って、夜おせちを食べるのです。年越しそばも一緒に食べます。たくさんのご馳走を食べながら、年越しをするのです。

じゃあお正月は何を食べるのか?と思いましたか?お正月は、お雑煮やおせちの残りをまたキレイに盛りなおして食べます。

少し調べたところ、おせち料理はもともと大晦日に食べるものだったそうです。時代の移り変わりにより、お正月に食べるようになっていったそうなのですが、なぜか北海道だけは大晦日のまま今に至るんですね。

我が家の大みそかも、実家にみんな集まっておせち料理を食べました。我が家では以前記事にした甘い茶碗蒸しも一緒に出されます。1年無事に過ごせたことを祝い、また、次の年も何事もなく過ごせるように、おせちと蕎麦とお酒で楽しい年越しをしました。

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