「父と娘」で旅行に行くべき6つの理由

お父さんと二人で旅行に行ったら、幼かったときのように、普通にお父さんに接することができるかもしれません。

小さい頃は一緒にキャッチボールをしたり、ゲームの相手をしてくれたりしたお父さん。でも中学校、高校と年を重ねるたびに、だんだんと接点が少なくなってしまったような...

大学進学と同時に上京したため、顔を合わせるのも年に数回。久しぶりに会ってもなんだか照れくさくて、素直に話せない。

お父さんと二人で旅行に行ったら、幼かったときのように、普通にお父さんに接することができるかもしれません。

そもそも誘うだけでお父さん的にはモウマンタイ

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ぶっちゃけ、娘から旅行に誘われるだけでお父さんはベリーハッピー。

「ああ、いいよ」みたいにちょっとぶっきらぼうな返事かもしれないけど、内心はとってもドキドキワクワクしているはずです。

どこに行こうかな、何を食べようかな、何したらアイツは喜ぶかな?なんて、お父さんの頭の中ではもう旅の妄想が始まっています。

思春期のときにあまりできなかった話ができる

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中学・高校にもなると少し体に変化が出てきて、お父さんの前でキャミソールとパンツで歩き回ることもなくなったり、ちょっと気になる男の子の話をするのも恥ずかしかったり。

「実はあの時くらいから一緒にお風呂は嫌だったんだよね〜」「2年生の頃は好きな男の子がいてさ」そんな話も、今ならできるかもしれません。

日頃の感謝を伝えられる

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一緒に住んでいた頃は、お父さんが家に帰ってきてもそんなに話さなかったし、今思えば顔もあまり見てなかったかも。

久しぶりに実家に帰省したときに、仕事から帰ってきたお父さんの姿を見ると「あれ?こんなに疲れた顔してたっけ?」「前よりずいぶん白髪も増えたな」って思うことも増えてきます。

高校卒業して一人暮らしをさせてくれて、大学も卒業して社会で働き始めた今なら、お父さんに素直な気持ちを伝えられそう。

お父さんの趣味を知ることができる

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小さい頃は、お父さんはよく私の趣味に付き合ってくれた。わたしがぬいぐるみで遊ぶときは相手をしてくれていたし、レンジャーごっこをする時は全力で対決してくれた。

あれ...私、お父さんの趣味ってあんまり知らないなあ?

一緒に旅行に行く時には、お父さんのやりたいことや興味のあることを聞いてみましょう。そして、それに付き合ってあげましょう。

きっと今まで知らなかったお父さんの新しい一面が見えてくるはずです。

一緒にお酒を飲める

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今まではお父さんが一人で晩酌しているところを見ていたけど、今は私ももうお酒が飲める年。

「お父さん、一杯どう?」なんて言ったら、お父さんはもう大興奮です。嬉しくなったお父さんは、いつもより速いペースで飲んじゃうかも。

お酒を飲みながらなら、お父さんとお母さんの馴れ初めなんかも聞けるかもしれません。お母さんに内緒で、あんなことやこんなことを聞いちゃいましょう!

自分が結婚したらなかなか行けないかも

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まだ社会に出たばかりのひよっこだけど、あと数年でもうアラサーの年...。今すぐではないかもしれないけど、私だっていつかはお嫁に行くはず(行きたい)。そうなったら、いつまたお父さんと二人で旅に行けるか分かりません。

「そのうち行けばいいかな〜」「また今度誘えばいいや」なんて思っているうちに、気付いたらそのチャンスをなくしてしまうかも。

あとから「行っておけば良かった!」って後悔しないように、お父さんを旅行に誘うなら「今」がその時です。

いくつになっても私はお父さんの「娘」

学校を卒業して社会に出て大人になったつもりでも、お父さんからしたら大事な大事な娘で、いつまでも心配でたまらないはず。いつもは全然電話もしてこないし、たまに顔を合わせてもそんなに話さないお父さん。

お母さんから「お父さん、口には出さないけどいつも心配してるんだよ」「お父さんはあんたのために頑張って仕事してくれてるんだから、たまには感謝しなさい」って言われるたびに、なおさらお父さんと面と向かって話すのが恥ずかしくなっていって...

でも、あと何年自分に自由な時間があるんだろう?あと何年、お父さんが元気でいられるんだろう?ちょっと気が早いかもしれないけど、いつその時がくるかは分かりません。

小さい頃は何でも話せて、ありのままの自分で接することができたはず。思春期になかなか素直になれなかった分、少し大人になった今、お父さんと向き合ってみませんか?

最初はぎくしゃくするかもしれないけど、そんなのすぐ解消できます。これまでの数年間のブランクを取り戻して、旅行から帰ったら今よりもっと良い関係になれるように。

「誕生日のお祝い」でも「父の日のプレゼント」でも、きっかけはなんでも良し。勇気を出して、ひとこと言ってみましょう。

「お父さん、今度一緒にどこか行かない?」

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