肥満大国アメリカで太らないための5つの方法

アメリカの肥満人口は31.8%。アメリカを旅した栄養士の僕が、アメリカへ旅行に行った際に気をつける「食生活」をご紹介します。

ロサンゼルスのハリウッド、ラスベガスのカジノ、そして世界一の都市ニューヨーク。

旅行先にアメリカを選ぶ人も多いのではないでしょうか?

しかし、アメリカの肥満人口は31.8%。旅行中に体調を崩してしまった。帰国後、お腹周りに肉がついてしまった。なんて苦い思い出はいりませんよね。

そこで今回は、アメリカを旅した栄養士の僕がアメリカへ旅行に行った際に気をつける「食生活」をご紹介します。

普段の食生活より、脂質やカロリーが増えることを理解する

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ハンバーガー、ステーキ、ピザ...誰だってアメリカの代表的な食べ物を食べたいでしょう。僕もたくさん食べました。もちろん、食べないでくださいとは言いません。

しかし、アメリカの食事は脂質やカロリーが日本のものより高いです。またサイズもアメリカンサイズで大きいものがたくさん。食べ過ぎてしまうこともあるかもしれません。

楽しい旅行ですから好きなだけ食べてもいいですが、「いつもより脂質やカロリーが高いものを食べているんだ」という意識は持ちましょう。

ジュースの飲み過ぎに注意する

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アメリカは、地域によってはとても暑いです。夏のカリフォルニア州は、40度を超える日も。

当然喉が乾くわけですが、ここで注意したいのが、コーラなどのジュース類。

せっかくアメリカに行ったら当然コーラを飲みたいですよね。しかし、すでに食事が高カロリーになっているのに、暑いからといってコーラなどのジュースをたくさん飲んではいけません。

アメリカの肥満人口が多いのはこのジュースの影響があるとも言われています。ジュース類を飲んでしまえば、糖質のとりすぎに。さらに血糖値も上がり、余計に喉が乾いてしまう悪循環になります。

喉を潤す目的であれば、ミネラルウォーターや炭酸水を選びましょう。

辛いものが苦手な人は注意が必要

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メキシコと接していることもあり、アメリカはメキシコ料理もたくさんあります。しかも安くて美味しいです。ぜひ、アメリカに行った際は試してもらいたいのですが、メキシコ料理は唐辛子やハラペーニョを使ったソースが多く、ピリリと辛い味付けになってます。

これが後を引く美味しさ!ただ辛いものが苦手な人、お腹が弱い人は控えた方がいいでしょう。次の日下痢になって、後悔することになりかねません。

3日に1回くらい調整する日をつくる

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長期の旅行になる際は、たまに休みの日を作りましょう。普段より脂質の多い食生活が続くと、消化器官系も疲れてきます。

ご飯を食べる時間だけど、なんだか食欲がわかない。そんな時は、無理せずお腹を休ませましょう。

スーパーなどに行けば、日本のように食べきりサイズのサラダや果物が数ドルで売っています。夕飯だけサラダと果物の日を作り、お腹を休ませつつ、日々の食事で不足しがちなビタミン類を取ることで体調を整えることをオススメします。

僕は3週間くらいアメリカを旅しましたが、このやり方で体調を整えていました。

帰国後、太ってしまったら

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気をつけてはいたけど、やはり太ってしまった。ということはあるかと思います。

その際は焦って戻そうと無理なダイエットをするのはやめましょう。身体も疲れているでしょうから、まずは普段の食生活に戻して、少しずつ体重を落としていくように意識しましょう。

いかがでしたか?

せっかく遠く離れたアメリカまで行くのですから、我慢はしないでおもいっきり楽しんだほうがいいと思います。ですが、大切な自分の身体を少しだけ考えながら楽しんでくださいね。

ライター:石川威弘

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