People

吉野太一郎

勘三郎さん"最後の8年"を撮った篠山紀信さん 「最前列でも見えない表情とらえる」

2012年に急逝した歌舞伎役者、中村勘三郎さん。その最期の8年間を撮った写真家、篠山紀信さんによる「十八代目中村勘三郎写真集」(光文社)が4月、刊行された。歌舞伎の写真としては、かつてないタブロイドサイズの写真は、江戸時代に写楽が描いた「大首絵」を彷彿とさせる迫力だ。写楽に挑む現代の写真家は、稀代の歌舞伎役者をどのようにとらえていたのか?
The Huffington Post

「私の家はここ、家族もここ、私がいる場所もここだから」気仙沼で被災したフィリピン人女性たちの思い

2011年3月11日。津波の被害を受け、1300人を超える死者・行方不明者を出した宮城県気仙沼市。未だ市街中心部に更地が残るこの街では、職場や家屋を失った人たちが街を離れている。そんな中、復興に向けて取り組む、フィリピン人女性たちのコミュニティがあるという
美奈子アルケトビ

アラブの砂漠で200匹の動物たちと暮らす"はなもも"さんに、その理由を聞いてみた(画像)

ガゼル、ラクダ、イヌ、ハト、ウマ、ネコ、ウサギ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ニワトリ……。砂漠の家で、11種約200匹の動物たちと暮らす家族がいる。アラブ首長国連邦(UAE)人の男性と結婚後、現地に移住した美奈子アルケトビさん一家だ。日本に帰国した美奈子アルケトビさんに、UAEの砂漠で動物たちと暮らしはじめた理由や、個性豊かな動物たちとの暮らしについて聞いた。
猪谷千香

京大天文台、存続危機で寄付呼びかけ 日本初の研究費獲得特化型クラウドファンディングとは

存続の危機にさらされている京都大学の天文台が、ネットで広く支援をつのるクラウドファンディングで合計350万円の寄付を呼びかけている。利用されたのは、日本初の研究費獲得特化型クラウドファンディングサイト「academist」(アカデミスト)だ。運営する株式会社エデュケーショナル・デザイン(東京都文京区)の代表取締役の柴藤亮介さんに、日本のアカデミズムの「未来」を聞いた。
Yuki Kubota

「お金より時間、ゆとりの価値観が変わった」映像・音楽アーティストusaginingenに聞くドイツの暮らし

usaginingen(ウサギニンゲン)という名で活動するドイツ・ベルリン在住の映像・音楽アーティスト、平井伸一さんと平井絵美さん夫妻。東京で多忙な日々を送っていた2人は、ベルリンへの移住をきっかけに、価値観が激変したという。「東京もよかったけれど、今の暮らしはもっと幸せ」と話す2人に、ベルリンで気づいた「働きかた」と「生活」の関係について話を聞いた。
The Huffington Post

狩猟女子・畠山千春さんに聞く、いのちの食べかた【Woman's Story】

都会で働いていた普通の20代だった畠山千春さん(写真)は、東日本大震災をきっかけに、動物の狩猟や解体を行う“狩猟女子”となった。現在は、九州のある地方でシェアハウスを運営し、新米猟師として狩猟を学びながら、鶏を絞める解体ワークショップや講演を各地で開催している。
猪谷千香

アメリカの若きオピニオンリーダー来日「政治参加しない若者は自分の人生を他人に渡しているようなもの」

アメリカでは、デジタル化社会に育った10代から30代前半の若者を「ミレニアル世代」と呼ぶ。アメリカ国内で8000万人いるとされ、社会の多様性や民主主義について進歩的な意見を持つという。しかし、選挙において彼らの投票率は決して高くはない。そんな若者に政治参加を訴え、ムーブメントを起こしているデービッド・バースティーンさんが9月に来日した。
John Hathway

アメリカのクラウドファンディングで達成率1000%超のアキバ系ベンチャー企業

クール・ジャパンの聖地・秋葉原で産声を上げたばかりのベンチャー企業が、ネットで資金を募るアメリカのクラウドファンディング「キックスターター」で目標額の10倍を上回る資金を達成する快進撃を続けている。その企業とは、「JHラボ」(東京都千代田区)。初音ミクのデザインを手がけたKEIさんら日本の最前線ポップカルチャーを紹介する雑誌のプロジェクトを立ち上げ、世界を相手にクール・ジャパンを売り出す戦略という。その中心的なアーティストが、アートと科学が融合する独自の世界を圧倒的な画力で描くJohn Hathwayさん。彼らが目指すのは、“日本発のディズニー”だ−−。
笹川かおり

財政危機を乗り越えた未来の国に学ぶ

自然エネルギーを推進し、原発のない国づくりを進めるニュージーランドだが、その道のりは平坦ではなかった。過去に、財政破綻する危機を乗り越え、エネルギー政策を見直した経緯があったのだ。財政難の問題を抱える今の日本が、ニュージーランドから学べることはあるのか…
猪谷千香

ネット選挙におけるテクノロジーとは?

参院選の投票日、直前。日本では初めてインターネットを選挙活動に利用する「ネット選挙」が繰り広げられている。2012年の米大統領選で、ネットやビッグデータを活用し、オバマ大統領の再選を支えたといわれる技術チームの責任者、ハーパー・リードさんと、そのメンバーで米アマゾンの技術者、マイルズ・ワーズさんに、ハフィントンポスト日本版の松浦茂樹編集長がインタビュー。ネット選挙におけるテクノロジーの役割と課題、そして、その未来について聞いた。
Chika Igaya

日本を蝕む地方自治というDV

 5万人の声は、このまま捨てられるのか。50年前に決まった都道建設計画を問うた東京都小平市の住民投票。5月26日に投票は行われたが、投票率が35.17%で成立要件の50%に満たなかったとして、市は開票していない。しかし、投票者数は5万1010人。小平市民の3人に1人はこの問題に関心を寄せ、自らの意思を表明したことになるにも関わらず、条例が失効する8月末に投票用紙は廃棄されるという。市に住民の声を聞いてほしいと活動してきた市在住の哲学者、國分功一郎さんは、中沢新一さんらと6月13日、国交省に対し、住民投票の結果が明らかになるまで建設計画の事業認可を与えないよう求めた。国と地方自治体と住民。この問題を通じ対話してきた2人の哲学者が指摘する日本の“病い”とは?
渡邉英徳/google

ただの記録ではなく、記憶に残る「東日本大震災アーカイブ」

 東日本大震災の被災地で人々はその日、何を思っていたか。世界中のどこからでも、ネットでアクセスすれば知ることができる「東日本大震災アーカイブ」。デジタル地球儀ソフト「グーグルアース」を利用し、被災地の人たちの写真や発言、ツイッターの投稿などを地図情報とともに見ることができる。単なる記録ではなく、人々の記憶として心に響く美しいアーカイブは、アート作品としても評価され、国際的なメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ」のコンペティションで5月、栄誉賞を受賞した。こうしたグーグルアースやビッグデータを用いたプロジェクトの数々を手がけてきた首都大学東京システムデザイン学部准教授の渡邉英徳さんに、その「思想」をたずねた――。