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KADOKAWAとドワンゴが経営統合。まあ想定内。

2014年05月17日 15時09分 JST | 更新 2014年05月17日 15時09分 JST

KADOKAWA ドワンゴと経営統合へ

もともと両社は株式持ち合いしてたし、共同事業っぽいこともやっていたし、そうなるのは必然だったのかもしれない。丁度私が収監される前くらいに角川の社長とか紹介してくれるとか川上さんが言ってたり、ニコニコミュージカルで角川から出ている源氏物語を上演するとか、なんか多分その辺から仲良くなったんじゃないかな。

ニコニコ動画はまあCGMなわけなんだけど、それをマネタイズするのはKADOKAWAグループはノウハウがあって得意なわけ。角川書店だけではなくてアスキーの出版部門も引き継いでいて、最近統合されたけど、アスキー・メディアワークスって会社だった部分も吸収してて、CGM由来のコンテンツはアスキー系のメディアがマネタイズしているのである。初音ミクとかのマネタイズも結構手がけてたりとかするのね。

コンテンツクリエイターが食っていける、その中からスターが生まれるって仕組みはニコニコ動画のようなプラットフォーム運営者にとってみれば必須の条件であり、それを共同でやっていくということなんだろうな。

丁度時価総額も1000億円前後と同じくらいだったのも条件としては良かったのだろうし、ドワンゴ川上さんがじっくり時間を掛けて老舗のメディア企業との間合いを詰めていったというのも良かったのだろう。私はせっかちなのでとてもこういうことは出来ない。そういう意味ではスタジオジブリなんかもこのホールディングスの中に入ってしまうんだろうか?日テレもドワンゴの大株主だしなあ。。。

で、両社が経営統合する以上海外展開に向けて進撃することは間違いない。どのような方向性でそちらに向かっていくのだろうか。プラットフォームとしてのニコニコ動画(おそらくスマホ・タブレット向けのアプリベースになると思われる)をガンガン展開していくということとKADOKAWAグループのCGMコンテンツのマネタイズ能力が加わってプラスになるのか、あるいは他のコンテンツ供給者が嫌がるという展開も考えられる。ニコニコ動画はこのままオープンにいろいろな業者がコンテンツマネタイズをできるような状況のままであるのか、あるいは必ずKADOKAWA部門が間に入ることになるんだろうか。。。色々考えてしまう経営統合であった。

今度川上さんに会ったら聞いてみよう。

(2014年5月14日「HORIEMON.COM」より転載)