うちのロケット使って打ち上げませんか?-ロケット開発の現場より(12)

今週の私といえばGoogle Lunar X PRIZEに参加してる日本チームの人たちと会って来ました。資金調達のお手伝いを頼まれたんですが、正直我々のロケットの資金のほうが欲しいので、じゃあうちのロケット使って打ち上げませんか(笑)?と逆提案。彼らはロケットと月着陸船は他チームの相乗りでローバーだけを作るつもりだったらしいんですが、うちの推進系をつかって月着陸船も作れるし、もしかしたら2015年末までに月に50kgくらいのペイロードだったら送れるロケット作れるかもしれない(可能性はゼロではない!)と話しておきました。

8/10の打上に向けて機体の製作や無線・アビオニクス系の調整などが進行しています。

またアーツ千代田 3331での夏のロケット団の展示も好評の様子。

->ロケットの姿勢制御の方式は色々ですが、液体燃料ロケットのメジャーな制御方式は、エンジンをピッチ軸とヨー軸方向に動かすジンバル制御です。ロール軸はガスジェット噴射で制御する予定。その試作品を作るためのモデルを市販のパイプを使って作っていたりします。次々回くらいの打上実験では姿勢制御付きのロケットを打ち上げる予定です。多分今年中?

->これもジンバル制御用の部品かな。

->だな。

というわけで、今週の私といえばGoogle Lunar X PRIZEに参加してる日本チームの人たちと会って来ました。資金調達のお手伝いを頼まれたんですが、正直我々のロケットの資金のほうが欲しいので、じゃあうちのロケット使って打ち上げませんか(笑)?と逆提案。彼らはロケットと月着陸船は他チームの相乗りでローバーだけを作るつもりだったらしいんですが、うちの推進系をつかって月着陸船も作れるし、もしかしたら2015年末までに月に50kgくらいのペイロードだったら送れるロケット作れるかもしれない(可能性はゼロではない!)と話しておきました。さてどうなることやら。

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