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市町村国保のある特色

2014年07月07日 17時57分 JST | 更新 2014年09月05日 18時12分 JST

閉会中でも、いや閉会中だから、自民党の無駄遣い撲滅プロジェクトのヒアリングが続く。

今回は特に、社会保障に光をあてる。

今回見たのは、市町村国保と組合健保の一人当たり医療費。

横軸に五歳ごとの年齢階層、縦軸に一人当たり医療費をとって、共済、市町村国保、協会けんぽ、組合健保それぞれの年齢別医療費を折れ線グラフにしていくと、三本の線はほとんど重なる。

しかし、一本だけ25-29歳から60-64歳のところまで、大きく上に飛び出る線がある。

市町村国保だ。

一人当たり医療費を一人当たり入院医療費と一人当たり外来医療費に分解してみると、一人当たり入院医療費で、さらに大きく市町村国保が上に出る。

そこで年齢階層ごとに、疾病別に医療費を分解した棒グラフを作ってみると、25-29歳から60-64歳の組合健保にはあまり見られないが、25-29歳から60-64歳の市町村国保の医療費に大きな塊として見られるものがある。

「精神及び行動の障害」と「神経系の疾患」の二つだ。

この二つの疾病が市町村国保の25-29歳から60-64歳に大きく見られる。

おそらく精神的な病気になると、企業を辞めざるを得なくなり、その結果、組合健保や協会けんぽではなく市町村国保で医療を受けるということになるのだろう。

もう少し、この問題を精緻に見ていく必要がある。

(2014年7月7日「ごまめの歯ぎしり」より転載)