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都会からすぐに行けるリスの聖地「町田リス園」へ行こう!

2015年01月13日 18時07分 JST | 更新 2015年03月14日 18時12分 JST

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ゲゲゲゲゲッ。まるでカエルのような大きな声が鳴り響くそこでは、冬毛で丸々とした大きなリスが走り回る、一瞬怯んでしまうような光景が待ち受けていました。

ここは都心から1時間ほど離れた場所にあるリスのオアシス「町田リス園」。昔からリス好きの間では密かな聖地として知られていました。なんでもここは、日本で一番リスと弄れられるかもしれない場所なのだとか。市営のため入場料も安く、可愛らしいリスの生態が間近にみられるスポット......そう聞けば、行ってみないわけには参りません。

今週のタビィコムは、リスの聖地「町田リス園」を余すところなくご紹介します!

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●待ち構えていたのは200匹のタイワンリス!

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町田リス園は、町田市中心部からほど近い静かな林のなかに、公園に隣接する形で1988年オープンしました。その後、こじんまりとした施設ながら6種類のリスとモルモット、ウサギ、プレーリードッグにオウムやリクガメなど、多くの動物と触れ合える穴場的な観光スポットとして静かに愛されてきました。

メインのアトラクションはなんといっても「リスの放し飼い広場」。2500㎡という敷地に暮らす200匹のリスたちと、探索やエサやりという形で触れ合うことができます。なかにはシマリスもいるのですが、大半を占めるのは大型のタイワンリス。観光利用のため導入されたものが野生化し、現在日本中の至るところで見ることができる外来種です。特徴は、日本固有の種に比べて大型で活発なところ。放し飼い広場でもシマリスは隅に追いやられているようで、見られた人は幸運かもしれません。


●餌やり体験は、興奮と緊張のアトラクション!

町田リス園名物「リスへの餌付け体験」。さっそく挑戦してみました。

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リスの放し飼い広場へ入場です。係の人から「リスが上ってきて服が汚れたり傷ついたりするかもしれないので、必要なら着てください」と上着を勧められました。

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広場に入ってすぐのところでは、一袋100円でひまわりの種が買えます。

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昭和な雰囲気の袋がかわいい。「餌をやるときはミトンをしてください」と、これまた手作り感満載のミトンを渡されます。

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餌を買うなりワラワラと集まってくる大きなリス達!

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慌ててミトンをしてひまわりの種を乗せると、早速飛び乗ってきたリスが器用に中身だけ食べていきます。

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ミトン上の「餌場」は争奪戦。ギッという鋭い声を上げながら、場所を奪い合います。その間にも、餌袋を持った手に駆け上ってきたリスたちが、袋を引き破りにやってくる!奈良公園でシカせんべいを買った時のような緊迫感です。

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ここにいるリス達は人馴れはしていても野生動物。げっ歯類ですから、歯は鋭いです。素手でエサやりをしていたら、彼らの鋭い爪であちこちひっかかれ、手のひらに餌がないと知って焦れたリスから噛まれました。ミトンは必須です。

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カメラを持っているだけでも飛び乗ってきて、動いても全然降りません。好奇心が大変強いようです。

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放し飼い場の全景。広場全体に小さな巣箱が置いてありました。

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巣箱は子どもたちの手作り。リスへの愛が感じられるのです。

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とにかく好奇心が旺盛。かばんの中にも入ってきます!

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お腹が減っていないリスたちは、日向でひたすらウトウト。

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突如現れた大きなカメ!ケヅメリクガメという種類で、名前はじゅんこさん、15歳。広場内を好きなときに闊歩し、触ってもリスが乗っても平気です。もう一匹、サチコさんというカメもいるそうです。


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とにかく活発で愛らしいリスたちと、これ以上ないぐらい触れ合える場所は、日本広しといえどもそうはないと思います。冬の寒さもへっちゃらなリスたちに会いに、小さな旅をしてみるのはどうでしょう?

(写真・文 松下祥子)