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ブンチャー、ラクサ、パッタイ。絶対オススメの東南アジア3大麺対決!

2014年05月26日 19時19分 JST | 更新 2014年07月25日 18時12分 JST

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アジアは麺料理の宝庫。特に東南アジアには、フォーに代表される豊かな米麺文化が広がっています。しかしフォーがあまりにも有名なので、それ以外の米麺料理たちが霞みがちなのは勿体ないことです。そこで今回のタビィコムは、題して「東南アジアの3大麺対決」!パッタイ・ブンチャー・ラクサという3種類のローカル麺をご紹介します。

タイの麺料理4番バッター「パッタイ」

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タイの麺料理で最も人気があるのがこのパッタイ。フォーに似た感じのものが多い汁麺に比べ、炒め麺のパッタイはタイの個性が立っているのにあまり辛くないのがいいところ。

「センレク」という太めの米麺を、甘酸っぱいタマリンド果汁にナンプラー、唐辛子、パームシュガーで味付けし、玉子やエビとともに炒めて砕いたピーナッツをふりかけ、生ニラやもやしと合えながら食べる。これが基本のパッタイです。ここにライムを絞ると辛味、甘み、酸味からなるタイテイストにきれいにはまって病みつきになるのです!

パッタイは第二次世界大戦中に政府主導で生まれたニューフェイスのタイフード。日本でも食べられるところがけっこうあるので、見かけたら是非ともトライしてみてください。

●タビィコムイチオシのパッタイ@バンコク

バックパッカーの聖地カオサン通りに出ている屋台のものが、シンプルでかつスタンダードな味わいです。筆者が生まれて初めて食べたパッタイはカオサンの「トンパッタイ」という屋台のもの。その美味しさは今でも忘れられません。

TON PAD THAI

Khao san Rd.,Banglampoo, Phranakorn, Bangkok 10200

http://www.bangkoknavi.com/food/523/


ベトナムだったらフォー、じゃなくてハノイ名物「ブンチャー」

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フォーはタイのものかベトナムのものか分かっていない人が意外といるのですが、そのくらい東南アジアを代表する麺なのだと思います。が、ベトナムにはフォーを超える筆者イチオシの悩殺ヌードルがあるのです。それが、ハノイ名物「ブンチャー」です。

細い「ブン」という米麺を使ったいわゆる「つけ麺」なのですが、つけダレに入っている焼いた豚肉が、脳天を直撃する美味しさ。フォーで刷り込まれていた「ベトナムの麺は薄味」という固定観念を完全に覆されます。お店によって個性が違うつけダレも、コクとパンチがフォーとは比べ物になりません。複雑な甘酸っぱさがあるタレに香ばしくバーベキューした肉、揚げ春巻き、そこに山盛りの香草とビーフンを好みに応じて混ぜて食べる。一度食べだしたら止まりません。ビーフンと肉をがっつり食べたい人には絶対オススメです。

●タビィコムイチオシのブンチャー@ハノイ

いくつかある有名店は、それぞれに個性があって美味しいですが、オススメは「ダックキム」というお店。万人ウケする味です!お昼時はハノイっ子で大変混み合うので、少し時間をずらしていくのがポイントです。

DAC KIM

1 hang Manh Hanoi

http://4travel.jp/overseas/area/asia/vietnam/hanoi/restaurant/10003230/


シンガポールローカルフードの伏兵「ラクサ」

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チキンライスほど有名ではありませんが、シンガポールには海南、福建など郷土にちなんだ名物ローカルフードがいくつもあります。そのなかでも今回取り上げるのは、「フライドホッケンミー」と並ぶシンガポールの国民的麺料理「ラクサ」。マレーに土着化した華僑であるプラナカンの料理を「ニョニャ料理」と言うのですが、その代表的なメニューのひとつです。

特徴はココナッツミルクベースのスープです。数種類あるラクサのなかにはココナッツミルクの入っていないものもあるのですが、基本は甘いミルクの白と辛味の赤が効いたスープに、不思議な食感の丸い押し出し米麺が短く切られて入っています。その短い麺を、箸ではなくスプーンで食べるのですが、例えていうなら食べやすいレベルまでココナッツミルクでのばしたタイカレーにぶつ切り麺が入っている感じ。その個性的すぎる味は、一度食べると忘れられません!

●タビィコムイチオシのラクサ@シンガポール

ラクサの本場といえば、プラナカン文化の中心地であるカトン。「328カトンラクサ」はそこで1、2を争う人気店です。カウンターに座るなりさっと出てくるこちらのラクサ、特にSサイズはおやつ代わりにもイケます。トッピングの貝は、猛者以外はやめておいたほうが無難かも。

328カトンラクサ

216 East Coast Road Singapore 428914 他数店舗

http://www.utravelnote.com/singapore/food/328lakusa


さて、3大麺対決なので1位を決めたいのですが...それは読者の皆さんにお任せします!三者三様全く個性が違うので、旅の途中で食べ比べたら、東南アジアの文化の奥深さを舌でじっくり体験できると思います。


(写真・文 松下祥子)