2回に1回以上は成功? トランプ大統領のツイートから、株売買のタイミングを教えてくれるアプリ誕生

トランプがトヨタにNO WAY(ありえない)と言ったって? 特定株を空売りしよう。

株の売買は今やアルゴリズムトレードの全盛期だから、人間の心と頭による戦略的な売買はますます難しくなっている。

でも、今では、トランプのはちゃめちゃなツイートの中に、企業の名前が一度あるだけで、上げ下げが生じるのだから、人間であるあなたが、ポジティブな、あるいはネガティブなセンチメントの逆張りをしてちょいと稼ぐことも、容易になった!

そこで、Trump2Cashという思わせぶりな名前のアプリが、おもしろそうだ。このPythonで書かれているボットはトランプのツイートフィードをウォッチして、そこに出てくる上場企業の名前に対するセンチメントを分析する。

トランプがトヨタにNO WAY(ありえない)と言ったって? 特定株を空売りしよう! Fordが700名の雇用をメキシコからアメリカへ移すって?(ほんとはそうではないが)。買いだ!買いだ!買い買い!

プログラマーのMax Braunがこのアプリを試行のために作り、今ではTwitter上で、売りや買いを勧めている。彼曰く:

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ベンチマークの結果を見てもらいたい。これはあくまでもテストランであり、彼のツイートとマーケットのデータでアルゴリズムがどう振る舞うかを調べている。ご覧のように、ときどき企業を間違えたりセンチメントの判断を誤っている。しかし、正しい場合の方がずっと多い。その売り買いの戦略はときどき、ユーザーを戸惑わせるだろう。

しかし全体としてアルゴリズムは、二回に一度以上は成功している。下図のシミュレーションによると、アプリの立ち上げ以来、年額換算のリターンは全体で約59%だ。シミュレーションと使用したデータには制約があるから、ある程度眉に唾をつけてご覧いただきたい。

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アプリはここでダウンロードできるし、動かすのは簡単だ。毎日じっと見ていれば、トランプの言葉に反応してアルゴリズムが売り買いを決める様子を、ご覧になれるだろう。Mike Tyson’s Punch OutでGlass Joeが敵の弱点を電報で知らせたときのように、新しく雇ったこの資産運用ロボットは、あなたのポートフォリオをデータに応じてリッチにしてくれるだろう。

(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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