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【台風3号】急に雨風強まる 関東は夜9時以降に活発な雨雲

2017年07月04日 15時29分 JST | 更新 2017年07月04日 15時29分 JST

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台風3号は4日午前8時頃に長崎市付近に、12時過ぎに愛媛県宇和島市付近に再上陸。今後も東へ進み、近畿、東海、関東でも急に雨や風強まるでしょう。

◆台風3号の特徴

台風3号は午前8時頃に長崎市付近に、12時過ぎに愛媛県宇和島市付近に再上陸。今後も東よりに進み、夕方には紀伊半島付近、夜には東海沖を進み、日付の替わる頃には関東の南の海上を進む予想です。

今回の台風の特徴は一つ目がスピードが速いという点です。この先も車並みの速度で進む予想です。

二つ目が台風本体の活発な雨雲や風の強い地域が比較的コンパクトであるという点です。このため、台風の接近とともに急に雨や風が強まる恐れがあります。今は荒れてない地域でも急に荒れた天気となりますので、油断は禁物です。

三つ目は北陸付近に延びている梅雨前線の活動が活発化しているという点です。このため、台風から離れた地域でも大雨となっています。

◆各地の警戒期間

九州は荒天のピークは越えましたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいたり、増水している川があります。引き続き、危険な斜面や増水した川には近づかないようにして下さい。

四国は夕方にかけてが雨・風のピークです。大気の状態が非常に不安定で、非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。局地的には猛烈な雨の降る恐れもあります。土砂災害や河川の増水、氾濫にも警戒が必要です。また、沿岸部を非常に強い風が吹き荒れるでしょう。

近畿には夕方から夜のはじめ頃にかけて、東海には夕方から夜遅くにかけて台風が最も接近する予想です。台風本体の雨雲がかかり、非常に激しい雨が降る恐れがあります。土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水に警戒が必要です。また、台風の接近に伴って、急速に風が強まるでしょう。帰宅時間帯が雨・風のピークにあたりそうです。交通機関への影響にも注意が必要です。

関東には今夜から明日の未明にかけて最も接近する見込みです。関東北部にすでに梅雨前線の雨雲がかかっていますが、今夜には関東南部にも雨雲が流れ込んできそうです。特に、今夜9時以降は台風本体の活発な雨雲がかかる予想です。カミナリを伴って激しい雨の降る所もあるでしょう。今夜は遅くなればなるほど雨、風ともに強まりそうです。交通機関への影響がでる可能性もありますので、早めの帰宅を心がけた方が良さそうです。

北陸は梅雨前線の影響で明日にかけても断続的に雨が降り、さらに雨量が増えそうです。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

(2017年7月4日 14時50分)

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2016-03-10-1457595156-9917132-small.jpg吉田 友海
[日本気象協会本社] 気象予報士
信託銀行に勤務しながら、気象予報士の資格を取得。仙台に移住し、「民放ラジオ」や「NHK山形」で気象コーナーを担当。その後、東京に戻り、「NHKラジオジャーナル」で気象キャスターを務めました。
現在は、一児の母となり、天気予報と子育てに奮闘する毎日。ラジオの気象コーナーを担当したり、テレビ局の天気原稿や地方紙のコラムも執筆しています。
土砂降りの雨の中、小さな子供を連れて歩くのは大変!暑ければ熱中症が心配だし、寒ければインフルエンザが心配。以前より天気に敏感になりました。お母さん予報士として、生活に密着した情報を伝えていきたいと思います。