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花粉、来春の飛散量は?東京は2倍以上(安西浩子)

2014年10月08日 23時19分 JST
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日本気象協会は、来シーズン(2015年春)の花粉飛散予測を発表しました。昨シーズン(2014年春)の飛散数に比べると、特に、関東や東北では非常に多くなる所がある見込みです。東海、北陸や近畿も多い予想です。中国、四国や九州はほとんどの所が少ないと予想しています。

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●2014年夏の天候が飛散数を左右する

花粉の飛散数は前年の夏の気象条件が大きく影響します。

一般に、「気温が高い」「日照時間が多い」「雨が少ない」と、花粉のもとになる花芽が多く形成され、翌シーズンの花粉の飛散数は多くなります。

2014年の夏は太平洋高気圧の西への張り出しが弱く、日本付近には湿った空気が流れ込みやすい状態でした。

●雨は、九州から四国、中国で雨の所が多く、豪雨による災害も発生しました。

●日照時間は、九州から東海では、いわゆる「日照不足」でした。

●気温は、「北暑西冷」と表現できる傾向で、福岡と広島など猛暑日の回数がゼロという所もありました。

こうした夏の気象条件から、特に、九州や四国、中国は花芽は形成されにくい気象条件になりました。

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こうしたことから、来シーズン(2015年春)の飛散数は、前年(2014年春)に比べると、九州と中国・四国は少ない予想です。

しかし、近畿から東北にかけては多くなる見込みで、特に関東や東北では非常に多くなる所があると予想されます。

大阪はおよそ1.5倍、東京では2倍を超えると予想されます。

日本気象協会では、来シーズンも皆様のお役に立つ「花粉飛散予測」や「花粉情報」をお届けする予定です。

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(2014年10月8日 23時32分)

【関連リンク】

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安西浩子

気象予報士 健康気象アドバイザー ファスティングアドバイザー

東京モーターショーなどの展示会ナレーターから、2002年に気象予報士に転身。NHKラジオ「あさいちばん」を始め、文化放送、NST新潟総合テレビ、NHK水戸放送などで気象キャスターとして経験を積む。

子供の頃は喘息が酷く、台風が沖縄付近に近づくと発作が起きるので、母からは天気予報の人みたいと言われて育ちました。20代は花粉症に悩まされたり、病気の絶えない日々を送っている中、元準ミスユニバースの経歴を持つお友達に食改善を進められ実践。みるみると体が変わり、花粉症を始めとする様々な不調を克服。季節の野菜を食する日本食が、日本の激しい季節変化にも耐えうる元気な体を作ると身をもって体験!

そんな経験から、現在はファスティングアドバイザーとしても活動中。