台風6号 本州の南岸を北上か(石上沙織)

台風6号がフィリピンの東を北上中。このあとは勢力を増しながら日本付近に近づく見込み。来週前半は大荒れの天気が予想されます。台風が接近する沖縄だけでなく、広い範囲で注意が必要です。

台風6号がフィリピンの東を北上中。このあとは勢力を増しながら日本付近に近づく見込み。来週前半は大荒れの天気が予想されます。台風が接近する沖縄だけでなく、広い範囲で注意が必要です。

台風6号の予想進路図を見てみると、来週11日(月)ごろから進路を東寄りに変え、12日(火)には沖縄に最接近する見込み。大雨や暴風、高波に十分に警戒してください。月曜日から影響を受ける可能性があるので、この週末のうちに備えをしておくと安心です。

13日(水)にかけて、台風は日本の南岸を北上する見込みです。ただ、この時期はまだ海水温が低く、台風としての勢力を維持できず、温帯低気圧に変わる可能性もあります。とはいえ、油断はできません。温帯低気圧に変わってからも、油断はできないなのです。

下の図は、2011号5月に発生した台風2号の進路図です。今回の台風6号の予想と比較的似たルートを進み、28日には先島諸島が暴風域に入りました。29日には四国沖で温帯低気圧に変わるのですが、この温帯低気圧の影響で、翌30日にかけて四国~東北の広い範囲で大雨や暴風となったのです。福井県おおい町で観測史上最も多い日降水量を観測するなど、低気圧からの距離が遠い場所でも影響がありました。

来週は台風が接近する沖縄だけでなく、九州~関東の広い範囲で注意が必要です。最新の天気予報をこまめに確認するようにしてください。

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石上 沙織

気象予報士

「どんなときでも、天気予報だけは必ず見る」NHK岐阜放送局のキャスター時代、取材に伺った職人さんから聞いた言葉です。天気次第で、仕事の進め方や作品の出来が変わってしまうとのこと。以前から「人の役に立つ情報を伝えたい」と考えていた私は、「これだ!」と思い、気象予報士を目指すことになりました。

その後、NHK名古屋放送局キャスターや中部支社での解説・予報業務を経て2015年春より日直予報士の一員に。

読んでくださった皆さんに、少しでも「役に立った」と思ってもらえる記事を目指します!

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