家族、友人、先輩後輩という人間関係や、見える、聞こえる、味がするという感覚は、当たり前に埋もれて気づかずに過ぎていく。

自分が持っている物

お金の節約の仕方、貯金の仕方」というブログの記事にこんなことが書かれていました。

家計簿は残りの札数だけを記入しておく

家計簿をつけられない人向けの技。

今日何を買って、合計いくら使ったなど記入せず、簡単に残っている金額を書いていく。

小銭の数も数えない。

手元の金がいくらあるか把握することが大事。

「手元の金がいくらあるか把握することが大事」に共感しました。

レシートを記録するのも面倒で、もらい忘れると正確に把握できなくなり、イライラしてしまいます。

さらに自販機を使った日は、合計の端数が合わない。

こんなこと、みなさんも過去に経験あるのではないでしょうか?

ひとしきり感心した後に思ったのですか、

これは、自分の能力や成功失敗にもあてはまります。

細かな失敗、ミス、欠点は、数えたりして気にしていますが、

今日や過去に達成したことは振り返っていない。

リタイアした仕事、趣味、日記、家計簿は覚えている。

でも、続いている良い習慣の運動や早起き、笑顔、禁煙、休肝日は意識していない。

亡くなった人、別れた恋人や失った健康の一部分には、とらわれてツラい。

家族、友人、先輩後輩という人間関係や、見える、聞こえる、味がするという感覚は、

当たり前に埋もれて気づかずに過ぎていく。

出て行ったお金を細かく正確に、引き算しようとする。

そうすると、いま持っているお金より、出て行ったお金が重要に思える。

数字で管理できない自分に対して、無くなったものにフォーカスする。

そして正確に数え上げようとしたそのあとに、

自分の強み、長所、持っているものに気づくというのは難しいことです。

人には感情、気持ちがあり、お金のように引き算すれば、「コレが手元にある!」とはなりません。

「あなたはいま、どれだけたくさん持っていますか?」

自分が持っているものに、たくさん気づいてください。

インスピレーションを頂きありがとうございました。

佐藤さとさんの記事「お金の節約の仕方、貯金の仕方」

素敵なファッションイラストのブログです。

(2015年09月19日「ボトルボイス」より転載)