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相手とのコミュニケーション - 反応から読み取る -

2016年11月25日 21時23分 JST | 更新 2016年11月25日 21時23分 JST

質問や提案を使って意味を制限しようとすると

相手はことばのメッセージを返してくるのですが

そのときに、ことばと違う「なにか」も送ってきます。

週末の親子の会話

親 :太郎、宿題はどうなの?

太郎:んー、うんー。

親 :うん、じゃなくってさ。

太郎:大丈夫だよ。

親 :大丈夫なの?じゃ、いつ終わりそう?

太郎:日曜には終わるんじゃない?

親 :日曜って朝から夜まであるけどいつ?

太郎:うるさいな~、邪魔しないでよ!!

お互いに、あまり言いたくない話のようにも感じます。

親も、はじめから「宿題は間に合うのか?何日前に終わるのか?」

といった核心にふれずに、あいまいに会話を始めています。

一方の太郎君は「んー、うんー」と、何も答えていません。

最後には、「うるさいな~」と逆ギレしてます。

「んー、うんー」のときは小さくて、平坦な声も

おそらく最後の「うるさいな~」では大きくて

早口だったりするかもしれません。

いかがでしょうか。

2人の会話が映像として容易に想像できたのではないでしょうか。

おそらく、目を見て話していないでしょう。

テレビか、ゲームか、あるいは本から目を離さずに目を合わせない2人、

体の向きも向かい合っていないと思います。

ここで、テーブルを挟んで、目と目を見て、

向い合って話すシーンを思い浮かべた方はおそらくいないでしょう。

それは、このメッセージに、このシーンはふさわしくないと思うからです。

私たちは、ことば以外にも、そういったメッセージのやりとりをしているのです。

質問や提案を使って意味を制限するやりとりをしていると、相手のことばが返ってきます。

そして何より、やりとりしているうちに、相手の反応を観察する機会ができます。

メッセージとはことばだけで成り立つものではありません。

メッセージは、表情、しぐさ、身振り、体の向き

時計を見たり、目をそらすなどの視線

どもりや声が小さくなったり、甲高い声になったり、早口になったり

などという、「からだ」にもあらわれるのです。

(2015年11月27日「ボトルボイス」より転載)

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