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夢は救世主。脳性まひでホストになった男

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ネオンが輝くほどに夜の暗がりが深まる街・歌舞伎町に凜として現れた一人のホスト。

夢は「障がいを持った子どもの救世主になること」と語る彼は、なぜホストをしているのだろうか。

「誰よりも人の痛みがわかる人間でありたい。」

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クララ(26)APiTS ホスト/愛知県出身

座右の銘:人生を振りにしてボケろ
好きな食べ物:ラーメン
嫌いな食べ物:たこ
得意技:人生相談に乗ること

■Interview


ホストの前は芸人でした。僕は生まれつき脳性まひという病気で、大学生の頃から車いす生活。その後、生活費を稼ぐため、また「しゃべり」をやめたくなかったので人と話す仕事としてホストを選びました。

ホストって正直「女をだまして金を取ってる」ってイメージだった(笑)。でも、先輩たちを見ていると、真剣な接客業なんだって考えが変わりました。僕、以前、芸能人のなりすましメール詐欺にあったんです(笑)。

そのとき、信じて返信した僕に会長が、「俺たちの仕事は、そいつが本物か偽物かを見極めることじゃない。困っていると感じた人に対して、真剣に応えるのがホストの仕事だ」って言ってくれたんです。その言葉が、僕のホストとしての指針になっています。

今までもいろんなことに挑戦して、たくさん失敗してるんです。でも、いつでも夢は「障がいを持った子どもの救世主になること」。いつかはテレビに出て「車いすでも活躍できるんだ」って伝えたい。芸人もホストも、すべてはそこにつながっているんです。どんな職業に就いていても、僕は僕。これからも夢に向かってブレずに、突き進んでいきたいです。

(了)

(現在発売中『東京グラフィティ』2月号からの転載です)