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ネットメディアに関わって考えた、 日本人が「やり残してきたこと」

2014年05月15日 15時16分 JST | 更新 2014年07月14日 18時12分 JST

ハフィントンポスト日本版一周年にあたって、ブログはもちろん多方面からコメントをいただきありがとうございました。

寄せられた団塊ジュニアの方のメッセージに「子育てはもちろん、そろそろ介護にまわる仲間もいて余裕がない」「長生きするのが申し訳ないという世の中になりそう」といった切実なものがありました。改めて、彼ら世代の日々直面している問題は、高度経済成長期から今に至るまで、日本人が「やり残してきたこと」のように感じます。

先日、開催された「MITメディアラボ×朝日新聞シンポジウム メディアが未来を変えるには ~伝える技術、伝わる力~」で議論されていたことの一つに「ジャーナリズムとアクティビズム」というテーマがありました。これまでのメディアは情報を発信することに徹し、受け手がそれによって行動を起こしていくこと(アクティビズム)がジャーナリズムのあるべき姿というものです。しかし、この場合、メディアは情報を発信しただけで終わってしまうので、その情報が風化してしまい、いざという時に情報を生かすことができないという欠点がありました。ネットメディアの出現でこの状況が変化するのではという議論です。

つまり、一つの情報が発信された場合、ネットメディアはブログやコミュニティといったプラットフォームを作ることで、その情報を話し続けたり、新しい情報を加えて肉付けしたりすることで「継続性」を生み、次にその情報が必要とされる場面で即効力をもたせる可能性があるということです。さらに、ソーシャルメディアによって「国民が集まって話し合い発言すること」が可能になるわけで、これまでの「メディア→国民→投票行動」といった間接的な民主主義の形は、さらに参加型のインタラクティブな民主主義になっていくのではないかという議論でした。

読者同士の自由な「対話」を生み出すプラットフォームとしてのメディアになることは、まさにハフィントンポストが目指す姿です。そのステップの一つとして、今回、一周年イベントを企画しました。

この1年間の記事の中で、ひときわ反響の大きかった女性の働きかたや子育てについての話題にスポットをあて、それぞれ各分野の専門家を招き、女性の働きやすい未来をつくるにはなにができるかを参加者とともに議論し、考えていけたらと思います。

私は小室淑恵さん(株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長)と、働き方について対談させていただきます。どちらかというと仕事ばかりの人生で、ワークライフバランス敗者な私ですが、自分が経験した課題や疑問を小室さんにぶつけたいと思います。

また、子育てについては人気イクメンブロガー、さらには海外のゲストもお招きして、父親から見る子育て問題を、海外視点も盛り込んでパネルディスカッションしていきます。

そして、今回のイベントにはP&Gジャパンさまにスポンサーとして参加していただくことが決まりました。特別講演と題し、「執行役員ブランド・オペレーションズ&マーケティング担当」石谷桂子さまに登壇いただくことが決定しています。P&Gは積極的に社員のワークライフバランス改善に取り組む企業として評価されています。ハフィントンポストとして、一周年という節目のイベントにご協力いただき大変うれしく思っています。

イベント詳細については、下記の記事をご覧下さい。会場は余裕を持たせておりますが、既に予定数に対して席が埋まりつつあります。皆様のお早めのお申し込みをお待ちしております!会場でお会いしましょう。

▼ハフィントンポスト日本版一周年イベント「未来のつくりかた」 2014年5月27日(火)18:00開催

企画詳細はこちらから。

http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/14/huffpost-event_n_5150072.html

チケットは下記からお申し込みいただけます。

※上記の応募フォームがご確認いただけない方は、こちらのリンクから申し込むことができます。

※申し込みに関連する情報は、ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン(株)で取得・管理いたします。