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まちづくりも世界平和も、全ては隣の人を察する気持ちから。

2014年06月16日 18時38分 JST | 更新 2014年08月16日 18時12分 JST

6月14日、僕たちグリーンバードの年に一度の大イベント「全国リーダー会議」が快晴の中開催されました。「キレイな街は人の心もキレイにする」という思いで2002年に原宿・表参道でスタートした僕らの活動は、今や北は北海道から南は沖縄まで、それにパリ、スリランカ、ガーナ、シンガポールにまで広がり、各地でごみ拾いやまちづくりのサポートを行っています。

「リーダー会議」とは、国内外にある59チームのリーダーが一同に介し、一年間でそれぞれが取り組んだまちづくりの面白い事例をシェアし合ったり、これからの活動の方向性について話し合ったりするイベントです。事務局が用意した会場には個性溢れるチームリーダーたちが集まり、思い思いにわがまち自慢をしてくれました。

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ところで、つい先週僕はシンガポールの国際環境サミットに日本の社会活動家として招かれ、そこでグリーンバードの活動についても話をしてきました。僕たちがつくったCMを流すと会場は爆笑の渦に巻き込まれ、とにかくプレゼンは大ウケだったのですが、ごみ拾いは「日本人特有のメンタリティが反映されたものだ」として大変驚かれました。

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海外では多くの国において、ごみを道端にポイ捨てするのが当然のようになってしまっています。そこでごみを拾う専門の業者にかけるお金は膨大です。対する日本では昔から「向こう三軒両隣」という考え方があるように、自分の家だけでなくその周りも綺麗に保とうとする向きがあります。ここには、地域を「身内」「ウチ」と考え、その中の人間を助け合って生きていこうという気持ちが表れているように思います。

翻って最近、まちでは「地域のつながりが薄くなった」と嘆く声が聞こえてきます。町会・自治会などでまちを担ってきた方々が高齢化する一方、マンション住まいの人が増えるなどして地域コミュニティが希薄になったと言われます。その結果、防災や子育てなど本当は地域の力で解決できる問題がなかなか解消に向かわないのです。ポイ捨ても、ちょっとずつ増えてきてしまっているように感じています。

そんな時こそ、僕らの出番。もっともっと活動の地域や幅を増やしつつ、「日本人特有のメンタリティ」に若者のセンスをプラスして、ごみ拾いから発して再びまちにつながりをつくっていきたいと思います。隣の人の気持ちを察したり、自分たちの住むまちのことをちょっとだけ考えてみたりすることの積み重ねが、地域内でのつながりを生み、また地域同士のつながりを生み、信頼を生み...と続いていくと信じています。

申込み不要、手ぶら・お一人様大歓迎の、とにかく参加のハードルの低い活動に、ぜひ一度参加してみて下さい。活動のスケジュールはホームページに。

(各地の「チーム」については、僕がまちで出会った特に面白い方のみにお願いしているため、定期的な募集等は行っておりません。)

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