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田辺寿夫 Headshot

私もOK、あなたもOKを目指す②

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前回のコラムでお話ししましたが、

誰かと何かをしようと思った時に、
自分もOK、相手もOKになるように、
お互いに歩み寄ることが大事ですね。

わかっているんだけど、なかなか出来ないという人、多いと思います。

この歩み寄りが出来ない窮屈な思考は、
子供の頃に親御さんや周囲の大人達からされてきたことが、
原因となっていることが多いんです。

子供の頃の周囲からの愛情

子供の頃に親御さんや周囲の大人達に愛されて、
愛情が満たされて育った子は、たくさん認めてもらって、
たくさん褒めてもらっていることから、
「私はOKなんだ」という安心した感覚を持つようになります。

学校に行くようになって先生の指導を受ける時も
「私はOKなんだ」と安心した状態で指導を受けるため、

プラス思考で成績も上がりやすいものなんです。
当然ですが先生から叱られることも少ないでしょう。

たくさんの愛情を受けて「私はOKなんだ」という安心で満たされている人は、
周囲の人に対しても、人は信じられるもの、歩み寄っていけるもの。
という素直な気持ちで関わることができるため、

戸惑うことも少なく、自然と「あなたもOK」
になるような歩み寄りが出来るようになっていきます。

反対に、子供の頃に親御さんや周囲の大人たちに認めてもらえず、
褒めてもらうことが少なく、たくさんのダメ出しをされてしまうと、
自分はダメなんだ。と自身を失い、
「私はNot OKなんだ」という不安な感覚を持つようになってしまいます。

学校に行くようになって先生の指導を受ける時も
「私はNot OKなんだ」と、不安な状態で指導を受けるため、
マイナス思考が多くなり、失敗してしまうことが多くなっていきます。

失敗する度に、どうせ自分はダメなんだからと、
諦めるのも早くなってしまい、成績も上がらなければ
先生に叱られてしまうことも増えてしまうでしょう。

たくさんの批判を受けて「私はNot OKなんだ」と不安に思っている人は、
周囲の人達に対しても、どうせ受け入れてはくれない。
と否定的な感覚から、自分も相手を受け入れることを拒むようになり

「あなたもNot OK」という決めつけをしてしまい、
歩み寄りが出来なくなってしまうんです。

Not OKは、肯定と否定の偏りから起こる

「私はOK」というのは自分を肯定できることですね。
「私はNot OK」というのは自分を否定してしまうことです。

相手に対しても「あなたはOK」と肯定することもあるし、
「あなたはNot OK」と否定することもあると思います。

「私もあなたもNot OK」と、
どちらに対してもNot OKと批判することもありますね。

この肯定と否定の割合がどれくらいの偏りがあるかによって、
周囲の人との接し方の、良くない性質が見えてくるんです。

私も、あなたもNot OK(全否定の偏り)

たくさんの否定を受けてきたことで、
周囲の人達のことを受け入れることが出来ず、
物事を悪い方へと考えてマイナス思考が強くなってしまう。

あなたはOKだけど、私はNot OK(自己否定の偏り)

周囲の人達に比べて自分はダメなんだという劣等感を強く持ってしまい、
周囲に合わせようとし過ぎて、自分を押し殺してしまうようにんり、
自己主張が出来ず、誰かに依存していないと不安になってしまう。

私はOKだけど、あなたはNot OK(相手否定の偏り)

否定も肯定もされない寂しい環境の中で自分を守ろうとすることで、
細かい決まり事を作って、自分を肯定しようとするようになり、

何かうまくいかないことがあると、自分のことは巧妙に正当化し、
相手が悪いという状況に、なんとか持っていくようにして、
自分の非を認めることができなくなってしまう。

自分の偏りやすい性質を見つけてみて、
Not OKを減らしていくには、どうしたらいいか?
自分なりの努力の方向を見つけるようにしてみてください。

それが、私もOK、あなたもOKに繋がっていきます。

(2016年10月06日「ボトルボイス」より転載)

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