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4年目になった新・ダイバーシティ経営企業100選 表彰式

2016年03月25日 19時07分 JST | 更新 2016年03月25日 19時09分 JST

2016年3月16日、4年目になった新・ダイバーシティ経営企業100選 表彰式にいってきました。

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サポーターをさせていただいている経済産業省の「平成27年度 新ダイバーシティ経営企業100選表彰式・なでしこ銘柄発表会 シンポジウム」もすでに4年目。

「年々レベルが上がる各企業のダイバーシティへのチャレンジ」

審査委員長の佐藤博樹先生もおっしゃるように、今年は100企業中34企業が採択され、そのうち20が中小企業でした。

大企業が制度を作ればとれるというものではなくなってきたのが、レベルの高さの表れです。

1年目はまだ「ダイバーシティ」というと「女性の両立支援」のことだった。

2年目になって、100選が有名になり、大企業がこぞって「女性支援」を拡充して、とりにきた!という感じだった。「女性チームで、女性目線で、こんな商品を作りました」という画一的なものが多かった。

3年目は「女性」「外国人』「身体障害者」「高齢者」などの活躍支援をしている企業がバランスよく入った感じでした。

4年目の今年は、さらにレベルが上がったということです。

シンポジウムで印象的だったことは、サトーホールディングスの松山社長の女性登用に関してのことば。

「空気が壊れると男性の居心地が悪くなるので、すぐにわかる。でも空気を壊すことがイノベーション。壊した人を褒める。その場だけでなく、ずっと応援し続けることが重要」

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またユニークなのは「ダイバーシティ推進」「女性活躍」は通常人事部や専門部署に任せられるのですが、サトーでは一番女性が定着しにくいと言われる「営業」が推進担当だったということです。これも工夫の一つですね。

それから今人気ナンバーワンのau三太郎CMの産まれた背景も、

KDDIの田中社長から語られました。

KDDIでは、女性が一年半「役員補佐」として、どこにでもついていくように抜擢した。その一期生が、その後広報部に戻り「三太郎CM」「洗えるスマホ」などの大ヒットを産んだそうです。

社長曰く「正直、役員にとっては面倒なこと。それから人選が大変。役員補佐になる人は将来の役員候補と明言しているから」しかし「我々はいずれ死んでいく。後進を育てないと」と社長自らが強く推進したということです。

田中社長も「期待する」「引き上げる」のが女性人材を「育てていく」コツで、女性活躍推進は経営戦略であるという強い意志が感じられる発言でした。

新ダイバーシティには「働き方改革」の項目が入り、重視されています。

アメージャン教授の辛口の一言を最後に付け加えます。

「ダイバーシティには男性の意識改革が必須。

働き方改革はビジネスモデル改革、組織改革である。まだまだそこまで考えている会社は少ない」

(2016年3月24日「白河桃子公式ブログ」より転載)