キャセイパシフィック航空、ラウンジで世界100カ国以上の電子新聞・雑誌を提供 毎日新聞も配信

キャセイパシフィック航空は、香港国際空港のラウンジで、新聞と雑誌のストリーミングサービスを、5月2日より開始した。

キャセイパシフィック航空は、香港国際空港のラウンジで、新聞と雑誌のストリーミングサービスを、5月2日より開始した。

世界100カ国で発行している、2,000種類以上もの新聞と雑誌を無料でタイムリーに、個人が保有するiPadなどのデバイスで閲覧することが可能になった。

キャセイパシフィック航空のプロダクト担当GMのトビー・スミス氏は、「電子新聞のストリーミング配信は、お客様の旅をより快適なものにする取組みの1つ。国際線を利用するお客様に世界各国で発行される膨大な種類の印刷された新聞を用意するのは非現実的で、手元に届く頃には時間の経過とともに情報が古くなってしまう。新たなデジタル・ソリューションは直接、お客様個人の情報端末機器へ最新版の新聞や雑誌を配信できる便利な機能である」とコメントしている。

用意される新聞は、フィナンシャル・タイムズをはじめ、ホンコン・エコノミック・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズ国際版、明報、東方日報、サウスチャイナ・モーニング・ポスト、デイリー・テレグラフ、ワシントン・ポスト、デイリー・メール、ル・モンド、そして日本の毎日新聞も含まれている。

香港国際空港の「ザ・ウィング」「ザ・ピア」、「ザ・キャビン」、「ザ・ブリッジ」で5月2日より順次導入を開始し、今後、香港ドラゴン航空の「G16」ラウンジや世界各地のキャセイパシフィック・ラウンジでも導入を進めていくとのこと。