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海外でも日本でも、地球を巡る旅人が意識するべきこと - エコツーリズムとは? -

2014年05月05日 22時04分 JST | 更新 2014年07月04日 18時12分 JST

こんにちは。TRiPORTライターのレティです。

4月22日は「アースデイ」という地球環境について考える「地球の日」でした。日常生活はもちろん、旅に出ても地球にやさしいエコライフを心がけることって大事です。そんな旅のスタイルを実現する「エコ・ツーリズム」というのを、みなさんご存知ですか? 言葉は聞いたことがあるけれど、本当の意味は分からない......という方が多いかもしれませんね。

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Photo: Keiko Kimoto 「Bali in July」

「エコ・ツーリズム」とは、自然環境はもちろん文化や歴史なども観光の対象として、それらの持続可能性を考えるたびのスタイルを指します。今日は旅におけるエコライフを送るための簡単なtipsをご紹介します!

MOTTAINAI! 無駄遣いはやめよう

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Photo: Shohei Watanabe 「シンガポール 滞在中のありふれた写真」

普段は水や電気の無駄遣いをしないように気をつけている人でも、なぜか旅先だとあまり気にしなくなると言われています。バケーション気分に浸って、長い間シャワーを浴びたり、電気やエアコンを付けっぱなしにしたり、普段はしない行動ことをしてしまうのです。

しかし、世界の国々が水をはじめとする資源不足の問題をかかえていることを忘れてはいけません! 旅行中でも無駄遣いに注意しましょう。シャワーはさっと浴び、ホテルの部屋にいないときは電気やエアコンはきちんと消しましょう!

地球のための3つのR

自然環境を守るための簡単な方法といえば、アルファベットのRで始まる3つの行動があります。日本でも聞いたことがあるかもしれませんが、「Reduce」(リデュース、減らす)、「Reuse」(リユース、繰り返し使う)、「Recycle」(リサイクル、再資源化)の3つです。

旅行している国でのペットボットルや古紙のリサイクルができない場合は、捨てる前に再び使えるかどうかをきちんと見極めるのも大事。たとえば、空のペットボトルは給水すれば何度も使える水筒替わりになります。必要以上に資源を使わないように注意しましょう。

「Singapore Life  住みながら眺めたシンガポール」

エコな移動って?

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Photo: Tabitabi Parsley 「2011.11 ベトナムって・・・」

飛燃料の浪費、排出されるCO2などなど飛行機を使うとその分、地球環境に大きな影響を与えます。エコフレンドリーな海外旅行をするためには、どのように移動がベストなのでしょうか。

海外旅行に行くにはもちろん飛行機が欠かせませんが、できるだけトランジットを避けるようにしましょう。なぜならば、離陸と着陸時はCO2排出量が一番多いからです。そして、電車やバスで移動できる距離なら飛行機に乗らないようにするのがいいかも。

また、街を観光するときもタクシーでなく歩くのがベターです。旅先の美味しいものをたくさん食べて、丸くなってしまった身体を引き締めるには、乗り物に頼らず歩いてみるのもリフレッシュになりそうです。

もし、どうしても車が必要であれば、「BlaBlaCar」のようなサービスを使ってみてはいかかでしょうか?

新しいヒッチハイク!?「BlaBlaCar」でヨーロッパを旅しよう!

Go local! 現地のものを楽しもう

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Photo: 玉井大輔 India/インド

せっかくの旅の最中に、どこにでもありそうなチェーン店に行くのはもったいないと思いませんか? どうせなら、未経験の味にチャレンジしてみては? 現地のレストランに入れば、美味しい料理を味わうチャンスと地元の人と触れ合えるチャンスもあります。

ついでに買い物は大きなデパートではなくて、市場に足を運んでみましょう。言葉が通じなくても現地の人とのやり取りをするだけでも思い出深い経験になること間違いなし。

「ニューイヤーを香港で迎えたバックパッカーの旅」

野生動物を野生のなかで!ワイルドだろぉ?

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Photo: Daisuke Taniwaki 「世界一危険な都市から始まる、カリブ海 ~マヤ遺跡~ 原住民の村」

旅先で野生動物に出会うこともひとつの楽しみです。イルカと泳いだり象に乗ったり、虎と一緒に写真を撮ったり、野生動物に触れることはきっと、人々との交流とはまた違った衝撃を与えてくれるかと思います。しかし人間が楽しむためだけに動物を使うというのは、果たして賛成できることなんでしょうか。

檻の中に閉じ込められて暮らしている動物よりも、自然な状態の動物を観察したほうがありのままの姿を見られると思いませんか? ホエールウォッチング(※1)や野生動物観察ツアーなど、動物と環境を守りながら自然を楽しむアクティビティはたくさんあります。

また、食事や買い物をする時は絶滅危惧種の動物の問題を忘れてはいけません。旅行前に訪れる国の環境問題や絶滅危惧種の事情を調べるといいかも。単に動物を売り物にしているアクティビティと、そうでないものの自分なりの棲み分けができるかもしれません。

(※1)ホエールウォッチングとは、鯨類やイルカ類を、自然の中で観察するという観光の一種をいう。

「エコ=自然環境」だけじゃない!

エコツーリズムは、自然環境を守ることだけを目的としているわけではなく国々の文化や歴史も考慮する旅行スタイルを指します。エコな旅をするために、出発前に訪れる国について少し勉強するのも旅の準備のひとつではないでしょうか。宗教や料理、歴史や政治状況を事前に学んでおくと、旅がもっと面白くなるはずです。

そして、旅行に行く前に訪れる国の言語を少しだけでも覚えておきましょう。会話の基礎的な表現やあいさつを知っていれば現地の人と打ち解けやすくなると思います。海外から来た人が「こんにちは!」と言ってくれたら、嬉しくはないですか? また、国によってボディーランゲージも異なりますので要注意です。

「気をつけなさい!海外で勘違いを引き起こしやすいジェスチャー9選」

「郷にいれば、郷に従え」と言われますが訪れる国の文化を守るべきなのはもちろん、現地の人に倣って旅を楽しむことも意味しています。たまにはガイドブックを鞄にしまって、現地の人が集う場所を探してみましょう!

一人ひとりが地球を守る

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Photo: Traveler's Express「濱田真里さん - 思い立ったが吉日。全身全霊で飛び込んでいく旅 - 」

地球の問題を解決するなんて言ってもひとりじゃ何もできないと思う方が多いかもしれません。しかし、一人ひとりができることは実はたくさんあります! 先進国や発展途上国でも関わらず、旅人として責任を持つのが大事。その国の状況を調べて私たちの旅はその国の環境や人々にどの影響をもたらすかを意識しましょう。

旅をしながらボランティア活動をすることだってできます。出発前に訪れる国でどのような団体や活動が行われているのか調べてみてもいいかも。新たな旅、新たなチャレンジがあなたを待っています

それでは、Buon viaggio!

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