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パッケージツアーに日帰りでプラス1カ国!旅先で寄り道できるおトクな国3選

2014年04月30日 18時40分 JST | 更新 2014年06月27日 18時12分 JST

突然ですが、みなさんはどうやって旅のプランを組むことが多いでしょうか。LCCの台頭で気軽に個人旅行へ行きやすくはなったけれど、楽だからという理由でパッケージツアーを選びがち、という人も多いのでは? けれど、いざパッケージで予約したものの、せっかくならばあれもこれもしたい......と思うこともよくありますよね。

貴重な旅なのだから、1カ国じゃもったいない! せっかく海外に行くのだから寄り道だっていっぱいしたい! そこで、パッケージツアーにプラス日帰り1カ国できるおススメ旅先を3つ紹介します。

1.「香港→広州(中国)」

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Photo:Yusuke Kon「ニューイヤーを香港で迎えたバックパッカーの旅

日本人に人気の旅先、香港から中国・広州への日帰りプランです。近年はLCC「香港エクスプレス」での日帰りプランなども話題になった香港。ここからは中国本土へ気軽に行くことができるため、上海・北京に次ぐ第3の都市である広州への日帰り国境越えをご紹介します。

香港 - マカオの旅

●どうやって、どのくらいで行けるの?

香港から広州へは様々な移動手段があります。

  • 直通列車(KTT)/香港のホンハム駅から広州東駅までを結ぶ直通列車。乗車時間は約2時間ほど。席を確保できる事前予約は香港では中国旅行社で購入できます。
  • 鉄道(MTR)/時速200kmほども出るという和諧号(中国新幹線)を使うこの方法は、直通列車とは異なり乗り継ぎが必須です。約3時間ほどで移動でき、1等席と2等席があるため乗り物好きに評判のようです。
  • バス/1日に多くの便が出るバスは、3時間30分ほどかかるものの(渋滞の可能性もあり)、鉄道に比べると安く利用できます。ただ、運行会社も様々なのである程度地理に詳しい人におススメです。

●広州の日帰り観光おすすめスポット

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Photo Credit: jo.sau via Compfight cc

  • 陳氏書院/19世紀後半、当時の広州にいた陳姓の人々が、彼ら陳姓の先祖や氏族を祭るために建立した廟です。伝統的な中国式建築の建物は保存状態も大変良く、重要文化財に指定されています。朝は地元の方々の太極拳を見ることができるかもしれません。
  • 広州塔(カントンタワー)/キュッとした「くびれ」が特徴的なこの塔は、広州のランドマークでありテレビ塔として観光スポットになっています。実はタワー最上部に観覧車とフリーフォールがある、世界一高い場所にある遊園地なのです。絶叫好きの方は必見です。

香港と広州、近いようでも一括りにできない文化の違いが多々あります。ザ・中国!という雰囲気を感じたい方にもおススメの国境越えです。

2.「シンガポール→ジョホールバル(マレーシア)」

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Photo:Akinori Okada「多民族国家・Singapore」より

近年発展の目覚ましいシンガポールは、東京23区と同じくらいの規模だとよく例えられるほど小さな島国です。中華系・マレー系・インド系と様々なルーツを持つ人々が暮らす多国籍国家。そんな雑多なシンガポールから1kmほどの橋を渡ると、そこにはイスラムの世界の色濃いマレーシアが。そのくらい密着した国同士なのです。

●どうやって、どのくらいで行けるの?

こちらもバス、タクシー、鉄道と豊富な移動手段があります。シンガポール・チャンギ空港から直接向かうバスもあるものの、ここではシンガポールの中心地付近からの移動についてお伝えします。

初めてのシンガポール

シンガポール Changi 国際空港を満喫する‼への旅

  • バス/MRTと路線バスを使う方法と、目的地まで直行するエキスプレスバスに乗る方法があります。どちらも一度パスポートコントロールで降車する必要があるものの便数も多く、最安で片道わずか2.4ドルというから驚きです。混雑や乗車地にもよりますが、1時間程度での移動が可能です。
  • タクシー/チャーターすればタクシーから降りることなく簡単に国境越えができます。4人乗りで1台当たり40ドル。ただし、各国を行き来出来るタクシーは限られているので要注意です。
  • 鉄道/本数が少なく、マレー鉄道駅がシンガポール中心部から少々不便なため、タクシーやバスに比べると日帰りには不向きかもしれません。マレー鉄道に乗りたい!という人にはおススメです。

様々な移動手段があるので、往復で違う乗り物を使ってみるのも面白いかもしれません。

●ジョホールバルの日帰り観光おすすめスポット

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Photo Credit: Soham Banerjee via Compfight cc

  • アブバカール回教寺院/マレーシアの宗派でもあるイスラム教寺院(モスク)で、かつてこの地域を支配した、アブ・バカールが1892年から1990にかけて創建。青い屋根に白壁が周りの緑によく映え美しく、人気のスポットです。
  • マレーシア文化村/マレーシアの文化を体験できる施設。ジョホール州の伝統音楽や舞踏を見ることができたり、バティックと呼ばれる「ろうけつ染め」の木綿の布づくり体験をすることも可能です。民芸品などのお土産もここで購入できます。

ちなみに、日本の旅行会社でもジョホールバルへの日帰り(半日)ツアーが多く発売されています。不安な人は日本で予約してみてもいいかもしれませんね。1時間もかからずに違った文化を感じられる、初心者にもおススメの国境越えです。

3.「ヘルシンキ(フィンランド)→タリン(エストニア)」

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Photo Credit: Matt Jones via Compfight cc

映画『かもめ食堂』やブランドの「マリメッコ」『ムーミン』など、日本でもフィンランドの人気は根強いですよね。そんなフィンランドから海を越えるとバルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)のひとつであるエストニアに辿りつきます。日本でもメジャーなSkypeが開発されたりと、実はかなりのIT先進国。古き良き街並みの残る、エストニアの首都タリンへの日帰り国境越えはいかが?

初めての一人旅 北欧スウェーデン〜フィンランド

●どうやって、どのくらいで行けるの?

ヘルシンキからタリンへはタリンクシリヤラインのフェリーで移動可能。片道2時間、往復40€程度からと海を越えての旅にしてはお買い得。毎日12〜14便が運行しています(※シーズンによる)。

●タリンの日帰り観光おすすめスポット

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Photo Credit: Jason Rogers via Compfight cc

  • 聖オレフ教会/街のシンボルとして存在する聖オレフ教会は、なんと16世紀頃には世界で最も高い建造物だったと言われています。今は少々小型化したものの、120m以上にもなる塔の屋根からはタリンの旧市街や港を360度見渡すことができます。
  • 旧市庁舎広場(ラエコヤ広場)/レストランのオープンテラスやショップが並ぶ、旧市街の中心に位置する広場。かつては多くの商人たちが立ち寄ったとされ、祭事や市場に賑わっていたそうで、今でもカーニバルやクリスマスマーケットが開かれています。

ヨーロッパの国境越えというと、鉄道のイメージが強いのではないでしょうか。フィンランドとエストニア間であれば、どちらもユーロ加盟国なので両替いらずで楽々です。

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Photo Credit: Beverley Goodwin via Compfight cc

いかがでしたでしょうか。国境越えと言うと、飛行機を使うし時間がかかるし、手軽というイメージからは程遠いもかもしれません。

行き先がひとつの国のみなパッケージツアーが多くても、ちょっとしたひらめきでプラス1カ国できるのです。カジュアルに国境越えをすることで、世界は繋がっている!と実感するきっかけになるかも? ただし!ご紹介したプランは、もちろんどれもパスポートが必須。くれぐれもお忘れなきよう。