BLOG

旅先で盃を交わすなら、絶対欠かせない地ビール7選 - ヨーロッパ編 -

2014年05月22日 23時37分 JST | 更新 2014年07月20日 18時12分 JST

ゴールデンウィークも終わって、たまっていた疲れがどっとでてくるこの時期。日常から抜け出して心も身体も解放できるのが旅をしている最中のような気がします。

旅先の雰囲気にどっぷり浸かり、一緒に旅をしている人や旅先で出会った人々との親睦を深めるために、いい仕事をしてくれる存在、なんだか分かりますか?

それはお酒!! アルコールです。

特にヨーロッパの旅とビールは、オクトーバーフェストなど世界的にも有名なお祭りがあるほどですし、切っても切れない関係にあります。今回はぜひ現地で一度は飲んでいただきたい、地ビールを7つ紹介したいと思います。

ヨーロッパとビールの長い歴史

image

写真:Mami Nakae 「ヨーロッパ8か国一人旅」より

まず、オススメのビールを紹介させていただく前に、「なぜヨーロッパとビールは切っても切れない関係なのか?」ということについてお話します。

ビールの歴史は長く、その歴史はなんと紀元前にも及ぶほど。

中世期のヨーロッパでは、製造過程から「ビールは液体のパン」と呼ばれており、さらに「パンはキリストの肉」と言われていました。

よってキリスト教の修道士の間でビール作りは盛んになり、キリスト教の影響の強いヨーロッパの地方ではビール作りが同時に発展していきました。さらに低温加熱殺菌法や冷却機の発明、酵母の発見などがヨーロッパで相次ぎ、ビールの目まぐるしい進化を推し進めていきました。

みなさんは、1516年にドイツで不純物である添加物が入った品質の悪いビールの流通を防ぐために「ビール純粋令」を公布したのをご存知でしょうか。しかも、この法令は今でも遵守されているというのですから、ビールへの強いこだわりとプライドが伺えます。「ビールといえばドイツ!」というイメージが強い方が多いのはここからきてるのかも知れませんね。

ヨーロッパとビールの深く長い関係性がわかったところで、早速ヨーロッパ諸国の地ビールをご紹介いたします!

ビール界の覇者?「ドイツ」の地ビール3つ

image

写真:Shohei Watanabe 「乗継時間でフランクフルト散策」より

(1) ヴァイエンステファン・ヴィタス(Weihenstephaner Vitus)

イギリスで世界一のビールを決定する大会「ワールド・ビア・アワード」(World Beer Awards)という大会で2011年に金賞を受賞したこのビール! アルコール度数は7.7%と高め。ですが苦味は少なくフルーティー。女性やビールが苦手な方でも飲みやすいビールです。

(2) プレミアム・ピルス(Premium Pils)

高品質ビールの醸造会社として有名なビッドブルガー社のビール。苦味が利いていてホップの香りも豊か!ドイツのおつまみと共にゴクゴク一気に飲みたいですね。

(3) パウラナー・ヘーフェ・ヴァイス(PAULANER HEFE WEISS)

こちらは白ビールともいわれる種類のビールで苦すぎなく、それでいて甘過ぎないのが特徴。ぜひ白ソーセージという白ビールにぴったりなおつまみと共にいかがですか?

太陽を浴びて一気に飲みたい「スペイン」の地ビール2つ

image

写真:Ryo Aita 「情熱プリーズ!好き勝手にスペインひとり旅!【バルセロナ編】

(4) ボルダム(Voll-Damm)

しっかりとした飲みごたえが特徴のこのビールはアルコール度数も少々高め。油っこい食事にとてもよく合います。スペインの名物料理である海老のアヒージョ(海老のにんにくオイル煮)との相性は抜群で、一回飲むと癖になる喉越しです。

(5) クルスカンポ(Cruzcampo)

こちらは有名なハイネケングループが作っているビール。重くはないけど軽すぎない、ホップの香りが程良く香るこちらのビールは最初の一杯にもってこい。とてもバランス感のあるビールです。

格調高い「イギリス」の地ビール2つ

image

写真:Guarini Letizia 「ヨーロッパの匂いーロンドン」より

(6) ダブル・スタウト(Double Stout)

こちらも「ワールド・ビア・アワード」の受賞歴をもつビール。苦みと甘みが混在し、ついつい飲み過ぎてしまうおいしさ。ホップがたくさん使われているので、香りも高くてビール好きにはたまりません。

(7) ゴールデンシープ(Golden Sheep)

飲み心地はかなりドライで、ビール特有の苦みもしっかりと出ている人気のあるビールです。パブ(イギリスの酒場)でぜひ飲みたいビールのひとつです。

各国の「乾杯!」でビールをもっと美味しく

schweiz_082

写真:Kanae Hoshi「オクトーバーフェス : Muchen」より

今ご紹介した3カ国で、旅先で出会った仲間とも盃を交わしたいもの。現地の「乾杯!」の一言を知っていれば、ますます美味しく楽しくビールを飲めるはず。

  • ドイツ 「prost!(プゴーストゥ)」
  • スペイン 「Salud!(サルー)」
  • イギリス 「cheers!(チアーズ)」

みなさんのお好みのビールはありましたでしょうか? ですがここで紹介させていただいたのは、氷山の一角中の一角です。ヨーロッパなら他にもベルギーやフランスなど、各産地の特性を活かした地ビールはたくさんあります。しかもビールの種類といったら、ドイツだけでも何千種類も。

ヨーロッパの全てのビールを一度の旅で知ることは不可能、ということです。

ヨーロッパに行ったことがない方も常連さんも、ぜひ地元の方々に混じって地ビールを楽しんでみてはいかがでしょうか?

(ライター:佐川苑花)

http://blog.compathy.net/

▲編集元:TRiPORT

Oktoberfest 2012

The Top 20 Selling American Craft Breweries