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【コラム】アメリカ合衆国の真の中心はここだった

2016年01月29日 22時42分 JST | 更新 2017年01月27日 19時12分 JST

アメリカは広大でいて多種多様、様々な人種、文化がひしめき合っている。

北米だけ見ても、穏やかな湾岸線を持つ西海岸、夢と欲望が集まるニューヨーク、大地のエネルギーが集結するコロラドの大自然、テキサスの砂漠地帯など、州によっていくつもの顔を持っている。到底一括りにはできない国、それが「アメリカ合衆国」。

一体、アメリカの中心はどこなのだろう。 ニューヨーク? ボストン? いや、アメリカの核なる部分はミシシッピリバーだと思う。北はミネソタ州から南はルイジアナ州まで。北米を上から下まで縦に割る、世界でも有数の広大で力強い川だ。

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ミシシッピリバー流域のアイオワ州にて撮影

かつて9~13世紀頃、アメリカ最長の3700kmにもなるミシシッピリバー沿岸には、インディアン文化が栄えていた。1500年代以降になると、初めてこの地にヨーロッパ人が到達し、そこから北米を南北に貫通する水路ができ、冒険家達は西部開拓へと進んでいった。そうしてアメリカの各地が発展していったのである。

ミシシッピリバーが無ければ、今のアメリカは存在していないかもしれない。ミシシッピリバーから、アメリカの歴史がぐんぐん広がり、開拓されていったのだ。ゆえにミシシッピリバーは、アメリカの母なる川、母なる地と言えるだろう。

アメリカ好きなら、この偉大なる川を北から南まで旅してみてほしい。文化と歴史がぎゅっと詰まった川沿いを旅すれば、今までの価値観を超える、真の「アメリカ合衆国」という国の姿が見えてくるはずだから。

文・写真:KANA(旅フォトジャーナリストとして世界を飛び回る。人々の暮らしや世界観を写真と文で表現する。多数のメディアで旅の連載を持ち、ガイドブックも手掛ける。Instagram@xxxkanaaaa

■ミシシッピリバーの公式観光情報はミシシッピ・リバー・カントリーUSA日本事務所HPに

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