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知る人ぞ知る「北の薔薇」とは? 欧米の人がチェンマイに移住する理由

2015年05月27日 00時33分 JST | 更新 2016年05月25日 18時12分 JST

TRiPORTライターのレティです。

タイといえば「バンコク」を連想する人も少なくないでしょう。屋台料理や水上マーケットの傍らに高層ビルが立ち、東南アジアの趣と近代的な空気を同時に味わえるのが、バンコクの魅力の一つです。しかし、欧米の人の中にはゴチャゴチャ感のあるバンコクを避けて、タイの北部を好む人もいます。実はチェンマイ、チェンライ、パーイなどに行くと、ヨーロッパからのexpat(※)が多いのです。今回はチェンマイを例にして、その魅力を紹介します。

(※)「Expat」とは「expatriate」の省略で、「自分の国に住んでいない人」をいう。「Foreigner」(外国人)より肯定的なイメージがあり、日本に住んでいる外国人も自分のことを「expat」と言う人が多い。

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Photo credit: Letizia Guarini「心が落ち着くチェンマイ

「北の薔薇」とは?

「北の薔薇」とも呼ばれているチェンマイはバンコクに次ぐタイ第2の都市と言われています。首都から約720キロ離れており、東京〜青森くらいの距離です。バンコクとチェンマイでは、全く違う雰囲気が漂っています。その歴史は非常に長く、1296年にラーンナータイ王国の首都として建造されたチェンマイ(タイ北部の言葉で「新しい街」という意味)は、1558年以降ビルマのタウングー王朝により属国化され、徐々にビルマの一部と化しました。そして1796年に、タイの現王朝であるチャクリー王朝の後援の元で再興しました。

このような歴史からわかるように、この地域ではビルマ族、モン族やタイヤイ族などの様々な民族が交流していました。その結果、言葉や料理をはじめ、建築や工芸の分野などでも「ランナー文化」と呼ばれるタイ北部独自の伝統が今日まで残っているのです。

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Photo credit: Letizia Guarini「心が落ち着くチェンマイ

おしゃれなカフェでくつろぐ

チェンマイの旧市街はあまり広くないので、歩いて回ることができます。疲れたらトゥクトゥクに乗ればOK。バンコクを走る三輪タクシータイプのトゥクトゥクと違って、チェンマイでは小型トラックのようなタイプが多いです。基本的に他の人とシェアして使うので、うまく値段の交渉をすれば20バーツ(約70円)で目的地まで運んでもらえます。

定番の寺院や市場を十分に楽しんだ後は、カフェでのんびりしてみてはいかがでしょうか? チェンマイはどの街角にもおしゃれなカフェがあり、ほとんどのお店で無料のwi-fiを使うことができます。旧市街の真ん中には古本屋さんもあり、安く本を買って好きなだけカフェで読むのもオススメ。

また、たくさん歩いて疲れたときは、タイマッサージをしてもらってはいかがでしょうか? なかでもチェンマイの「Vocational Training Center of the Chiang Mai Women's Correctional Institution」がオススメです。ここで働く女性たちは女性刑務所の受刑者。刑務所から出て、そのあと仕事に就きたい女性受刑者は、スキルを身に付けたり、貯金したりするために、ここで働いています。カフェもあり、とてもおいしいタイ北部の料理を食べることもできます。

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Photo credit: Letizia Guarini「心が落ち着くチェンマイ

街の真ん中がマーケットとなる

毎週日曜日にチェンマイではマーケットが開催されます。旧市街のメイン通りが通行止めになり、夕方から夜まで自由に屋台やお店を歩いて回ることができます。寺院の庭までマーケット一色になり、タイ料理の匂いがそこら中に漂っています(寺院内は禁酒なのでご注意を!)。

アート作品、伝統的なお土産、洋服など豊富な商品が並んでいるのできっと満足できるはず。また、道端ではライブ音楽、パフォーマンス、タイ北部の伝統的な踊りなどが行われているので、そちらも楽しむことができます。

マーケットをぶらぶらしてもまだエネルギーが残っている人は、そのすぐ近くにあるバーやクラブまで足を運んでみると、チェンマイのまた違う一面を見ることができます。ここは夜中までお酒を飲んだり踊ったりする若者が集まるエリアなので、パーティー好きなら一度は行ってみるべき場所だと思います。

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Photo credit: Letizia Guarini「心が落ち着くチェンマイ

さいごに

ネットで「チェンマイ 旅行」と検索してみると「埃っぽい街」やら「白人だらけ」やら、何だかマイナスな意見が目立っています。しかし、実際に行ってみると、観光地以外の場所では人ごみに囲まれることもなく、ゆったりできるチェンマイの虜になってしまいました。きっとあなたも行けば魅了されるはずです。

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(ライター:Letizia Guarini)

Photo by: Letizia Guarini「心が落ち着くチェンマイ

チェンマイの旅行記はこちら

*Hideaki Matsumoto「ナミタビ 満員電車で思い出し泣きした40日間の旅(タイ(カオサン・チェンマイ・パーイ編)

*Yasuko Kimura「タイ チェンマイ ロイクラトン&イーペン・サンサーイ2013!

*Letizia Guarini「心が落ち着くチェンマイ

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▲編集元:TRiPORT