BLOG

アメリカへの通行手形!ESTAの事前申請はお済みですか?

2014年06月27日 22時49分 JST | 更新 2014年08月26日 18時12分 JST

みなさんは「ESTA(エスタ)」という言葉を聞いたことはありますか? もしくは持っていますか? 持っているけれど、具体的にその実態については知らない人もいるかと思います。

2082157484_8826563c24

Photo Credit: Nicolas Zonvi via Compfightcc

夏に、サンサンと太陽を浴びながら西海岸を歩きたい!とお考えの方もいらっしゃるかと思います。そこで今回はアメリカに行くには必携の「ESTA」についてご説明します。

「ESTA」とは

そもそも「ESTA」とは何なのか? 名前そのものが初耳の方のためにご説明します。

「ESTA」とは、ビザなしでアメリカ合衆国に渡る際に、あらかじめ取得しておく必要のある電子渡航認証システムです。簡単に言うと、アメリカへ渡航するための許可証になります。これは、アメリカを経由する際にも必要となってきます。2001年9月11日のアメリカ同時多発テロをきっかけに、アメリカの国土安全保障省により2009年1月12日から義務化されました。

「ESTA」の認証を受けていないと、航空機に乗ることすらできません。搭乗前に手続きが完了しなければ、搭乗中の航空機内で手続きを行なうことや、到着後の空港で手続きを行なうこともできません。

アメリカ政府による規定では搭乗の72時間前までに申請するのを推奨しています。

ビザとESTAの違いとは?

322668622_050607c005

Photo Credit: azkin via Compfightcc

(1)「ESTA」が必要な国

ビザとは、入国する外国人に対する身元審査を目的とした、入国許可審査に必要な書類の一部です。日本に来る外国人にも、外国に行く日本人にも求められるものです。

一方ESTAとは、アメリカ合衆国が独自に設けている、アメリカへの渡航を許可する制度です。

(2)免除について

アメリカへの90日以内の観光、商用、乗り継ぎ目的の渡航の場合にはビザなしで渡航できます(ビザ免除プログラム)。しかし、ビザなしでの渡米にはESTAの認証が必須となります。

グアムや北マリアナ諸島へ45日以下の商用、または観光で渡航する場合は、ビザの認証もエスタの認証も必要ありません(グアム-北マリアナ諸島ビザ免除プログラムと呼ばれるものです)。一方、ハワイに行く際はESTAが必要なので注意です。

120220_107

写真:yokoichi「Hawaii 2012」より

(3)種類について

ビザにはいろいろな種類があります。

  • 商用や旅行や治療を目的とした観光ビザ
  • 報酬を得て仕事する場合の就労ビザ
  • 留学など学業を目的とした学生ビザ など

エスタには種類はありません。しかし、インターネットで検索すると代行で手続きを行っている模倣サイトが存在するので気を付けましょう。

(4)申請方法

ビザの申請は、大使館や領事館での面接があり、基本的に旅券、申請書、顔写真などが必要となります。手数料は、発行国やビザの種類、同国であっても発行場所によって異なることがあります。

ESTAの申請は、インターネットからで、手数料は14ドルと決まっています。上記のような第三者による模倣サイトでは、余計な手数料が取られることがあるので、アメリカ大使館のESTAのHPから申請することをおすすめします。

(5)有効期間

ビザは、原則として、1回の入国に限り有効で、有効期間は発給の翌日から起算して3か月間です。ただし、これはビザの種類によって異なります。

ESTAの場合は、一度認証を受けると2年間有効です。

2451169939_4844b1d216

Photo Credit: ~ Dennis Kong ~ via Compfightcc

ビザとESTAについて、ざっくりとご説明しましたが、違いやそれぞれがどういった時に必要なのかご理解いただけたでしょうか? 詳しいエスタの申請方法については、次回の記事でお伝えします。

ライター:近藤沙季

http://blog.compathy.net

▲編集元:TRiPORT