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歌って躍る!それだけで世界が平和になれたらなあ

2014年12月02日 00時45分 JST | 更新 2015年01月30日 19時12分 JST

エチオピアに降り立てば、災難ばかりが降りかかった。

出店に立つお客の呼び込み、仲良くなったと思ったら情に訴えかけられてお金をせびられ泣く泣く紙幣を渡したり、断水、停電、新手のナンパに、また断水。

なんてこったと思っては、小さなストレスが積み重なっていたけれど、偶然遭遇したお祭りで、その疲労も吹っ飛んだ。なんてったって、楽しそうに踊る生き生きした女性たちが見られたから。

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Misaki Tachibana「混沌の真骨頂 エチオピア アルバミンチでお祭り騒ぎ

エチオピアの女性は働き者だ。車もほとんど通らないような山奥に行ったときも、働いているのはいつも女性だった。重たい薪を運び、ご飯を作り、洗濯、掃除、子供の世話、全部女性がやっていた。男性は木の枝をふりあげながら、道端を鼻をほじって歩いている姿ばかり。

もしかしたら男の人は出稼ぎに行っているのかもしれないが、とにかく細くて華奢な体つきの女の人たちが、顔色変えずに働いている姿が目立った。

そんな彼女たちが、こぼれる笑顔で歌って踊る。エチオピア中の民族が集まって、それぞれの伝統衣装を身にまとって歌って踊るお祭りだ。

彼女たちにしてみれば、停電も断水も日常茶飯事、ナンパどころか協力してくれる男の人がどれくらいなのか知らないけれど、自分たちの生活は自分たちで築き、守っている。

エチオピアに入ってから、釈然としなかったけれど、彼女たちの笑顔と歌と踊りに、少しだけ救われた気がした。

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ライター: Misaki Tachibana

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▲編集元:TRiPORT