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フランスは美食の宝庫!ミディ・ピレネー地方の知られざる食を探って

2016年02月21日 16時59分 JST | 更新 2017年02月18日 19時12分 JST

TRiPORTライターの、世界を飛び回る旅フォトジャーナリストKANAです。

濃厚なフロマージュ(チーズ)にブーランジェリーのバゲット、気品のあるワインにパティスリーの宝石のようなスイーツ...。

そんな魅力的な食べ物が揃うフランスは、世界でも有数の美食大国。高級レストランに行かなくてもおいしいものに出会えるので、フランスへ出かけたら最後...! 数キロ増して帰国するのは、のがれられない運命なのかもしれません。でも、いいのです。それだけ食べ物がおいしいのだから。

フランスといえば、大半の方がパリだけを満喫して帰国してしまうのでは? しかしちょっと待ってください。それは非常にもったいない! なぜならフランスの地方には、素晴らしい美食の数々が隠されているのだから。

今回はフランス南西部にあるミディ・ピレネー地方の知られざる郷土料理の数々をご紹介します。

濃厚で力強いロックフォールチーズ

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ミディ・ピレネー地方名産のゴートチーズの一種であるフロマージュ「ロックフォール」。名前にある「フォール」は「強い」という意味です。その意味通り非常にコクが詰まっており、ぎゅっと濃厚。後を引く味わいの力強いフロマージュです。

写真の中の2品は「洋梨とロックフォールのタルト」と「ムール貝とロックフォールのグラティネ」。他の食材と組み合わせたり、こんがり焼いたりしても、しっかりとフロマージュの味が残るのでおいしくいただけます。

さらに「ロックフォールチーズのマカロンとパン・デピス」など、甘いマカロンと力強いフロマージュを合わせる料理も。パン・デピスはジンジャーブレッドのように甘くスパイシー。通常は冬に食べるものだそうですが、どちらも濃厚な甘さとスパイシーさがあり、なんだかクセになる味わい。

ミディ・ピレネーの伝統料理 アリゴ

次にご紹介するのは代々受け継がれる家庭的な伝統料理「アリゴ」。つぶしたポテトに驚くほどのフロマージュを突入し、やわらかくペースト状になるまで混ぜ合わせます。アメリカでいうマッシュポテトのようなものです。

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さすがフロマージュ大国のフランス。フランスの家庭でもチーズは切っても切れない関係のようです。炭水化物に大量のチーズ...。カロリーを考えると恐ろしいことになりそうですが、おいしいのでそんなことは忘れましょう。ミディ・ピレネーの地方の中心都市トゥールーズの分厚くジューシーなソーセージと合わせてもGood!

リッチな味わいの煮込み料理

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フランスにきたら煮込み料理も忘れてはなりません。なかでも代表的なのは、郷土の食文化の象徴とも言えるカスレ。ビーンズに加え、ソーセージや豚・羊・アヒルなどのお肉がごろごろ入った濃厚な味付けの煮込み料理です。カスレは地域によって食材が異なり、写真はトゥールーズ風のカスレ。鴨のコンフィとトゥールーズ風ソーセージが入っているのが特徴です。「アジナートとルゾール」(生ハム入りミンチの野菜煮込み)も寒い冬にぴったり。

ミディ・ピレネーの郷土菓子

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メインの料理だけではなく、スイーツもこの上ないほどの絶品。卵のタルト「フローヌ」や、ゴートチーズのタルト「ミヤス」、ナッツとドライフルーツがごろごろ入った「タルトオクシタン」など、お腹いっぱいでもぺろりと完食できます。気品のある優雅な食後酒「アルマニャック」とのマリアージュはなんとも甘美です。

トゥールーズの名産すみれのカクテル

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最後に紹介するのは、私が一番心奪われた「すみれの花びらが舞うカクテル」。トゥールーズは、可憐な紫色の花が咲き誇る「すみれの街」なのです。そんなすみれの花びらが舞うカクテルは、ほんのりバイオレットに色づき、優雅さが溢れ出ています。さすがフランスですね。

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そしてフランスといえばワイン! 「エスプリ KI(樹) ルージュ」なんていう、トゥルサンの森のエナジーが込められた赤ワインもあります。自然豊かな地方の森のエッセンスをぜひお試しください。

紹介したように、フランスのおいしいものはパリだけではなく、地方にもたくさん隠されています。せっかくフランスに行くのなら、地方まで足を伸ばさないともったいない! 心安らぐ大自然と魅惑の食があなたを待っていますよ。Bon voyage!!

文・写真:KANA (旅フォトジャーナリストとして世界を飛び回る。各国の人々の暮らしや世界観を写真と文で表現。多数のメディアで旅の連載を持ち、ガイドブックも手掛ける。Instagram@xxxkanaaaa)

■ミディ・ピレネーの観光情報はこちら

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Masakatsu Umeda「フランス・トゥールーズ・パディラック鍾乳洞など

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