BLOG

アカデミー賞最多ノミネート『グランド・ブダペスト・ホテル』の舞台となった魅惑の都市とは?

2015年02月24日 02時38分 JST | 更新 2015年04月24日 18時12分 JST

こんにちは。TRiPORTライターのマリアです。

皆さん、今年もいよいよあの季節がやってきました。そう、2月22日に行われる映画の大祭典「第87回アカデミー賞授賞式」です! ノミネート作品は例年通り1月に発表され、どの映画がどの賞を獲得するのか、現在世界中の人々から注目が集まっています。

2015-02-23-1image4640x518.jpg

映画『グランド・ブダペスト・ホテル』オフィシャルサイト-Fox Japan Online

そんな中、特に話題にあがっているのは、最多9部門にノミネートを果たした『グランド・ブダペスト・ホテル』。

アメリカ人のウェス・アンダーソン監督によるこの映画の面白さは、先が読めずハラハラする童話のような、あやしげで摩訶不思議なストーリー展開にあります。そしてその独特な世界観をよりいっそう盛り上げているのが、映画に登場する美しい風景の数々です。今回は、アカデミー賞最多ノミネート作品『グランド・ブダペスト・ホテル』の魅惑のロケ地、ドイツ・ゲルリッツについてご紹介します!

2015-02-23-2image5.jpg

Keita Yasumoto「モンサンミッシェル巡礼〜ドイツ古城巡り〜

ストーリーが展開されるのは、ヨーロッパ大陸の東端に位置する「ズブロフカ共和国」という架空の国。時代設定は3つあり、「大戦前夜」「戦争終結後の1960年代」「現在」を回顧しなから行き来します。そのような少し特別な物語設定に合うロケ地を見つけ出すために、映画スタッフ達がヨーロッパ中を探し回ったとか。そしてようやく見つけた魅惑の街が、ドイツにあるゲルリッツという街だったのです。

ゲルリッツはドイツ最東端の街であり、ユネスコ世界遺産に登録されるほどの美しい街並みが有名です。街中には500年にもわたる歴史的建造物が3000個以上あるそうで、旅人たちの間では、「ドイツで最も美しい街」と称されるほどだとか。街全体が中世のまま現在に残っていると言っても過言ではないほど、他の街とは違ったオーラがあるそうです。

2015-02-23-3image7640x480.jpg

Daiki Suzuki「ハードボイルドな男の孤独旅〜詩人ゲーテのように〜INミュンヘン

また、ゲルリッツはポーランドとチェコに隣接するドイツ最東端に位置するため、少し特殊な歴史を歩んできました。第二次大戦でドイツが敗北する直前に、街中を流れるナイセ川にかかる橋が全てが爆破され、街が分裂。大戦後はそこに新たな国境線が引かれ、旧ゲルリッツ市内のナイセ川東岸がポーランド領に、残りの部分がドイツのザクセン州となったのです。

2015-02-23-4image6640x480.jpg

Keita Yasumoto「モンサンミッシェル巡礼〜ドイツ古城巡り〜

そんな一風変わった歴史と中世の香りが今なお残る魅惑の街、ゲルリッツ。このおとぎ話のようなゲルリッツの美しい街並みや独特な雰囲気が、映画のストーリーをよりいっそう盛り上げています。あなたもこの映画を見たら、ドイツへ旅立ちたくなってしまうかもしれません!

そんな旅心をくすぐる映画、『グランド・ブダペスト・ホテル』です。

アカデミー賞授賞式を待ちながら、映画の舞台を歩く - ローマ

映画は見ているだけじゃつまらない!映画の舞台を巡る旅3選

【映画】あの名場面に登場したロケ地へ行ってみよう!映画の舞台5選

(ライター:マリア

Photo by 映画『グランド・ブダペスト・ホテル』オフィシャルサイト

*Takafumi Sato「チェコドイツ一人旅

*Daiki Suzuki「ハードボイルドな男の孤独旅〜詩人ゲーテのように〜INミュンヘン


【関連記事】

映画は見ているだけじゃつまらない!映画の舞台を巡る旅3選

イメージを覆すほど魅力的!ユニークで陽気なコロンビアの映画3選

【卒業旅行】今からでも間に合う!学生におすすめの旅先5選

http://blog.compathy.net

▲編集元:TRiPORT