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世界の音楽 ジャズ編 - アフリカからアメリカ、そして世界へ -

2014年08月21日 20時32分 JST | 更新 2014年10月18日 18時12分 JST

私たちの毎日の生活に欠かせないもののひとつに、音楽を挙げる事ができます。音楽を聞くと気持ちが穏やかになったり、やる気がでたり、嬉しくなったり、時には一緒に泣いたり笑ったり......そんな体験を誰もがしたことがあるはずです。

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Photo:Naoya Hata「混沌と遺跡とカリブ海のメキシコ」より

人類が誕生した時から、人間は音と共に生き、音を楽しみ、そして生み出して来ました。音楽から世界を見ると、また今までと違った国や地域の歴史の一面が見えてきます。

世界中に溢れる音楽のジャンルから、今回はジャズを取り上げてみたいと思います。

ジャズの歴史

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Photo:Satoshi Abe「アメリカ1周 列車旅!」より

ジャズの発祥は1900年頃、アメリカ南部のニューオリンズと言われています。当時のニューオリンズにはスペイン人、フランス人、アメリカ人、そしてアフリカから連れて来られた黒人奴隷たちが居ました。

奴隷制度が廃止され、様々な音楽文化の元に育った黒人を中心に、黒人音楽と白人音楽の融合で誕生したのがジャズです。その後、スタイルや拠点を増やしつつ現代に至っています。

ジャズの楽しみ方

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Photo:Misaki Tachibana「混沌の真骨頂 エチオピア - アルバミンチでお祭り騒ぎ - 」より

ルーツを辿れば、天性のリズム感を持ったアフリカ人が生み出したもの。同じジャズの中にもスイングという、いかに踊れるかを楽しむジャズもあるぐらいなので、堅く考えず音楽に体を合わせることや、ジャズの醍醐味でもある即興感を見つける事が楽しむポイントです。

私たちの耳にも馴染みのある多くの曲も、ジャズになっています。リズムやテンポをアレンジして演奏されるジャズは聞いている途中で「あれ?この曲はあの曲!?」と原曲との雰囲気の違いを発見して楽しむこともあります。

ジャズを楽しみに行こう

(1) ニューオリンズでサッチモに出逢おう

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Photo:Nobuki Arai「♦世界最狂♦"おっぱい祭り" マルディグラINニューオリンズ!!!!!!」より

ジャズの聖地と言えば、外せないのがジャズ発祥の地ニューオリンズ。そして、ジャズ、ニューオリンズといえばサッチモこと、ルイ・アームストロングの名前を出さないわけにはいきません。誰もが耳にしたことのある彼の音楽の魂をニューオリンズに住む多くのジャズメンたちが引き継いでいます。

ストリートを歩けば路上でセッションを楽しむ人たちの音が常に耳に届くはず。まさに街全体が音楽でできていると言っても過言ではありません。

もちろん、バーやホールに足を運んでみるのもオススメ。有名どころで言えば、1750年(!)に建てられた民家をリノベーションしたPreservation Hallは外せませんが、それ以外にも沢山のバーやクラブ、ホールがあります。

その日の気分や雰囲気で好きなお店を選び、おいしいお酒を片手にジャズに浸る事ができます。

(2) ニューヨーカーも愛するジャズ

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Photo:Haruka Tajima「【大都会NYを一人旅】タイムズスクエアでひとりぼっちは意外とつらい?!」より

ニューオリンズで誕生したジャズは、その後シカゴを経て音楽商業の中心地であったニューヨークへ運ばれ、より世界を虜にしていきました。また、従来のスタイルにとらわれない、進化した演奏法を生み出していきました。今でもたくさんのジャズミュージシャンがニューヨークを拠点としています。

そんなニューヨークに溢れるジャズクラブのうち、中でも行っておくべきクラブは何と言ってもジャズクラブの代名詞とも言えるブルーノートでしょう。世界の名だたるミュージシャンたちが伝説を生み出してきたステージを目にすることができます。

(3) 若手アーティストたちに出逢えるイスラエル

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Photo:Yukako「イスラエル」より

ジャズミュージシャンたちを語る上で、必ず出てくるのがイスラエルジャズミュージシャン。何人もの才能あるイスラエルのミュージシャンが世界のジャズを席巻しています。アフリカンミュージックをルーツに持つ黒人たちがアメリカでジャズを生み出したように、複雑な歴史的背景を持つイスラエル人が、ジャズに新風を巻き起こしているのです。

イスラエルのジャズクラブには家族や子ども連れで足を運ぶ風景も珍しくなく、ジャズが日常生活に取り込まれています。人気のお店の予約が取れなくなる前に行っておくのがオススメです。

さいごに

ジャズという音楽ジャンルひとつをとっても、多くの国に想いを馳せる事が出来ます。今聞こえてくる音楽はどこがルーツなんだろう。どんなひとが、どこで、どんなふうに奏でていたのだろう。そんな事を考えながら、音楽を聴いたり実際にルーツとなる場所へ行って、生の音楽を体感すればもっと楽しくなるはず!

Hava a nice trip!!

ライター:赤崎えいか

http://blog.compathy.net

▲編集元:TRiPORT