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南米で必須のスペイン語。習得するなら現地の語学学校へ行くのが吉

2014年12月02日 01時26分 JST | 更新 2015年01月30日 19時12分 JST

マチュピチュや、マヤを代表するメソアメリカ文明、今でも新たに見つかるアマゾン奥地の知られざる民族や部族、ウユニ塩湖やアグアスの滝を代表とする果てしなく広がる大自然。

思いは募るばかりですが、それとは裏腹に日本から一番遠い地域とも言われる南米。時差もマイナス12時間程でちょうど日本と真逆の時刻、さらに移動時間は40時間近くかかる地域もあります。

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Photo: Jun Naohara「ボリビア•ペルー 一人旅」より

加えて「腕時計や指輪が欲しいが為に腕ごと切り落とされた」とか「マフィアに麻薬漬けにされたあげく硫酸で溶かされて消された」、「目の前で車が人をひいた後、運転手がシャベルを持って来て、ひいた人を埋める穴を一緒に掘るように言って来た」......なんて映画顔負けのエピソードも多いのが南米。

南米はインドとはまた違う、骨太な旅人が行く場所というイメージが先行してしまう、なかなかハードルの高いエリアではないでしょうか。

英語が通じない!

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Photo: Kozue Fujieda「Peru&Bolivia」より

英語が話せれば旅はぐっと楽になりますが、それだけで世界中を楽に旅できるかというと、そうでもありません。中南米のほとんどの国はスペイン語(ブラジルはポルトガル語)を公用語としており、ホテルやレストランで英語が全く通じない事は珍しくありません

「部屋は空いていますか?」「~が欲しい」「~に行きたい」「~はどこですか?」「いくらですか?」といった、旅では毎日使うような言葉ですら、英語では一切通じないのです。切羽詰まった状態で「トイレに行きたい」というセリフが通じない状況には陥りたくないものです。

現地で知り合った人と片言で話すのも旅の醍醐味だったりしますが、英語と違って殆ど馴染みのないスペイン語ですと、せっかく南米に来たのに笑顔を交わすだけという少し寂しいものになってしまいます。

現地で語学学校に行く利点は?

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Photo: Eika Akasaki「グアナファトで語学学校行ってみた【メキシコ】」より

現地の人と話すには、現地の言葉を学ぶのが一番です。今では多くの国の語学本が入手できますが、一番の近道は現地に行ってその国の生きた言語に触れること。南米で言語学校へ行くメリットとしては、現地の言葉に浸かりながら、日本で学ぶより安く、基礎から学べるという点です。そして、同じ言葉を学ぶ人たちにどんな人がいるのかも楽しみでした。

現地語学学校ってどんな感じ?

私がメキシコのグアナファトでお世話になった、メキシコ在住23年のトナリ学院の学長、土田光子さんにスペイン語についてお伺いしてみました。

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Photo: Eika Akasaki「グアナファトで語学学校行ってみた【メキシコ】」より

── どんな人がこの学校へ来ますか?

日本人が多く、また来てくれる日数がだいたい一、二週間の人が一番多い。もちろん長期で来て下さる方もいるけれど、多くの人の目的は中南米への旅行です。

── 中南米でスペイン語は必要だと思いますか?

南米の人たちは明るくて積極的に話しかけてくれるし、友達関係も築きやすい。だから、これから中南米を旅する人たちにとって、語学を知っているのと知らないのでは、数倍、数十倍も旅の楽しみが違う。そして何より最大の問題は中南米は英語が通じない。ある程度スペイン語を知っていないと不便に感じてしまいます。スペイン語の基礎的なことが分かれば、自分の意志を表現するだけでなく応用できるようになる。短期であっても最低限の表現は学べるから、比較的不自由が無くなりますね。

自分もそうだったけれど、日本人は、いきなり現地の人にスペイン語で話されると固まってしまう部分がある。その点ここでは少人数制の上に日本語でも対応できる。基礎に関して日本語で説明してもらった方が理解できるし、スペイン語のみだと半分しか分からないまま進んでしまって、どこかで引っかかったままということが結構多い。

一方でメキシコ人の先生たちが力を入れているのが会話とか人を引き出すこと。日本人ってどうしても文法は強くても会話能力が伸びづらい。その人自身を引き出して実際の会話力をつけて、本人が怖がらずに会話できるようになってもらいたい。本来は誰でもそういった力をもっているのだから、その力を引き出すお手伝いがしたいです。

言葉と感情の相乗効果

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Photo: Eika Akasaki「【メキシコ】テキーラ呑み放題♪テキーラ工場見学に行って来た」より

現地の語学学校へ行ってみて何より良かったのが、学んだ言葉をすぐに使えるところです。日本にいてスペイン語を耳にする事はほとんどありませんが、南米にいれば耳にする言葉、話す言葉が現地の言葉一択です。日本ならすぐ忘れてしまう言葉でも、強制的に使わざるを得ません。

上手く話せなくても、単語がすぐに出てこなくても、現地の言葉で何かを相手に伝えようとする姿勢は互いの心の壁を溶かしていきます。そして、今度はもっと相手の話を理解したいし、自分の気持ちももっと伝えたい、だからもっと勉強したい、と強く思うようになりました。

言葉で言う程、簡単な事ではないかもしれませんが、それでも私は南米に行くならば、わずか一週間でも現地の語学学校へ通うのをお勧めします。


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ライター: Eika Akasaki

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▲編集元:TRiPORT