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LGBTに対して先進的な国はどこ?結婚相手の性別を確認するのが自然!

2015年08月16日 14時26分 JST | 更新 2016年08月11日 18時12分 JST

TRiPORTライターのAnnaです。

渋谷区の同性パートナー条例が成立するなど、LGBTに対する認知度は世界中で高まってきています。しかし一方で、LGBTへの対応は国によって驚くほどの違いがあるのも現状です。

同性愛者であること、性的マイノリティであることを理由として迫害する地域も少なくありませんが、そうした少数派に対して先進的な政策をとっている国がないということでもありません。では実際に、LGBTに先進的な国としてはどういったところが挙げられるのか。まず最初に挙げるべきなのはオランダです。

オランダは世界で最も同性愛者に対して理解があると言われています。2001年には世界で初めて、同性同士の結婚を認める法律を施行しました。10年以上経過した現代において、この法律は非常に深くまで浸透し、結婚する際には結婚相手の性別を確認するというようなことが自然に行われています。

次いでオランダ以外でLGBTに先進的な国を挙げるとすれば、アイスランドやカナダ、スペインといった国ではないでしょうか。アイスランドでは2009年から2013年まで、レズビアンであることを公言したヨハンナ氏が選挙の末に首相となりました。そして、カナダでは世界でも有名なLGBTのパレードが行われています。スペインも2005年に同性婚が法律で認められ、LGBTに理解がある国として知られています。

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Photo credit: "Lesbian Angels" by Diricia De Wet from Johannesburg, South Africa - via Wikimedia Commons (license)

LGBTの人々が主張しやすい世の中へ

かつてまでLGBTという立場は様々なことを理由として、黙殺されたり、迫害の対象になっていました。ではなぜここ最近になって、上記で挙げたような先進的な国が出てきたのでしょう? これにはいくつかの理由が挙げられます。まず最も大きいのが「同性愛者だという理由で人権が侵害されている」という問題が、世界的に認知されてきたことです。

これには特にインターネットの発展が大きく寄与し、多くの人が交流することができるようになったことが関係しています。これによって同性愛者同士が手を取り合い、自分たちを認めてほしいという主張ができるようになりました。それによってこれまで隠れ潜むようにしていた同性愛者が立ちあがり、努力を重ねた末に「人権侵害があったため、改善しなくてはならない」という意識を各地域にもたらしたのです。

また、現在では表現の自由が重要視される時代になっており、政治や、軍事の目的のために不当に表現の自由を奪うというのは世界的に恥じるべき行為として認知されています。同性愛者だから愛の形を制限されなくてはならない、自分の嗜好を隠さねばならないというのは、人間の根本的な感情の表現を否定するものに他なりません。そうした感情の制限をなくしていこうという世界的な動きが、性別や国境を越えて取り組まれていることは、今後も様々な人に多くの選択肢を与えることができるはずです。

ゲイとレズビアンの祭典「マルディグラ」で感じた『普通』への疑問

ライター:Anna Shimizu

Photo by: "Lesbian Angels" by Diricia De Wet from Johannesburg, South Africa - via Wikimedia Commons (license)

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