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遠い「クジラ」より手のひらサイズの「マラサダ」に満たされた心

2015年05月27日 01時50分 JST | 更新 2016年05月24日 18時12分 JST

アロハ! TRiPORTライターの内山です。

「期待して観に行った映画がそうでもなかった」「友達に誘われて行った場所がすごく楽しかった!」など、日々の生活の中で良い意味でも悪い意味でも「期待外れ」ってありますよね。もちろん旅の中でもあります。今回は筆者が経験したハワイでのある出来事を紹介します。

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筆者撮影 船からオアフ島

クジラたちは子育てをするために、12月から4月頃までアラスカ湾から回遊し、ハワイにやってきます。生き物と自然が大好き、そしてアラスカに憧れを抱いている筆者は、その事実を知り3月にハワイへ訪れ、ホエールウォッチングに参加しました。

期待いっぱいで参加した筆者でしたが、見れたのはペダンクルアーチ(潜水を始める前に見える背びれ)とブロー(潮吹き)のみでした。水しぶきを浴びるくらいの近さでクジラを見れると期待していましたが、もちろんそんな近くにクジラが来るわけもなく、そして一番見たかったブリーチング(大きくジャンプする行動)は見れず...。生き物なので仕方がないとわかっていながらも、若干テンションが下がり気味のまま下船し、その後マラサダを食べようと街に出かけました。

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筆者撮影 Champion Malasadas

目指したマラサダのお店はチャンピョン(Champion Malasadas)です。ワイキキビーチから歩くと30分くらいはかかってしまいます。しかし、日本で歩く30分と旅先で歩く30分は同じではありませんでした。日本人はほとんどおらず、見たことのない道を歩くのはとても楽しく、あっという間の30分だったのです。

お店に入ると奥からゆっくりとおばさんが出てきたので、ホットマラサダとカスタードマラサダを注文しました。ホットマラサダは注文してから揚げてくれます。筆者以外にお客さんはいなかったのですが、マサラダが出てくるまで少し時間がかかりました。そののんびりとした雰囲気もハワイらしさを感じることができたので良かったです。

大きめのカラダでよく焼けた肌のおじさんとおばさんは、焦りなどみじんも感じないゆったりとした動きでマラサダを揚げてくれました。そのビジュアル、お店の雰囲気、30分間の散歩...。そのときまわりにあるものが筆者の心を不思議と満たしてくれていたのです。ワイキキのにぎやかな雰囲気もいいですが、ハワイらしいゆったりとした時間に触れて「日本にはない独特の空気を欲していたんだな」と感じました。もちろんマラサダはとてもおいしかったです。

自分自身も忘れていた「求めていたものに出会える旅」。このような発見があるから旅はやめられません。またおじさんとおばさんとマラサダに会いにハワイへ行きたいです。

(ライター:内山成美

ハワイの旅行記はこちら

*MORI SHIZUKU「ハワイのマウイ島・オアフ島3泊4日の旅~南国の島でリゾート気分~

*Nalumi Uchiyama「美味しくて美しくてハワイ

*Tamako Morita「ハワイ旅行その2~ハワイ島で大自然を満喫編

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▲編集元:TRiPORT