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パリでもらった「手を貸せる日本人になりたい」という気持ち

2015年03月22日 01時06分 JST | 更新 2015年05月19日 18時12分 JST

TRiPORTライターのyokoです。突然ですが、旅先でのこんな経験談を聞いたことはありませんか?

「旅の途中で意気投合した人と、偶然違う街で再会した!」

「現地で仲良くなった人が観光案内をしてくれた」

筆者も何度か旅に出ているのですが、そんな奇跡的なエピソードやパワフルな経験はありません...。英語はある程度話せますが、日本を飛び出して自ら進出していくようなアグレッシブなタイプではなく、どちらかというと海外旅行が好きなだけの「一般女子」であると思っています。そんな筆者でも、旅行先で「人」に出会わなければ成立しないような嬉しい気持ちになった経験があります。

今回は、その具体的なエピソードをご紹介したいと思います。

スマートな優しさに触れた瞬間


これは、フランスのパリを旅行していたときのエピソードです。もちろん日本でも起こる可能性があることだとは思いますが、パリの地下鉄でこんな嬉しい出来事がありました。

筆者が利用したパリの地下鉄の駅は、なぜか階段ばかりで、一緒に旅行へ行った友人と筆者はその階段にとても苦労させられていました。エレベーターも辺りには見当たらず、重いスーツケースを持ちながらの移動はとても大変でした。

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Mami Yamamoto 「Paris」より

1週間分の荷物が入った巨大なスーツケースを持っていた私たちは、きっと周りから見て重たそうに階段を上っていたのでしょう。移動中にいきなり、後ろのほうからスーツの男性が現れ、何やら声をかけてきたと思ったら、サッと筆者のスーツケースを階段上まで運んでくれたのです。こちらがお礼の言葉をかけると、何事もなかったかのように去って行きました。

ヨーロッパのなかには、レディーファーストが常識とされている国もあり、旅行者もその対象にならないわけではありません。日本ではこのような経験はあまりなかったので、スーツの男性が見せてくれたスマートな優しさに対して非常に驚きました。そして同時に、とても嬉しい気持ちになったことを今でも覚えています。

「観光向け」の優しさではない


その場所は決して中心部の駅ではありませんでした。ホテルは点在しているようでしたが、決して観光地化されているような場所ではなく、現地の人々が暮らしているような駅だったと記憶しています。

そう考えると、「観光地に住む人として、右も左もわからない観光客と思しきアジア人に優しくしてくれた」というよりも、「困っている人にただ自然に手を貸した」という心情からの優しさだったと思います。

手を貸せる日本人でありたい


重たい荷物を持っている人に手を貸したり、電車で席を譲ったりという行動は、厚意によって起こるものだと思います。ただ、私たちは行動する前に「何か思われたらどうしよう...」と考えてしまいがちなのではないでしょうか。

街や駅で困っている海外から訪れた観光客を見かけることはありませんか? 英語ができないという理由も含めて、話しかけられそうになった瞬間、無意識に目をそらしてしまう人もいるのではないでしょうか。

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Mami Yamamoto「Paris」より

せっかく日本に訪れてくれた人たちに、日本のことを好きになってもらいたいという気持ちは誰もが持っていると思います。筆者はパリで、上記のような一件を経験したことから、「私も手を貸せる日本人になりたい」と思うようになりました。皆さんも、今度困っている観光客を見かけたら、考えすぎずシンプルに手を差し出してみませんか?

(ライター:Yoko Fujie)

Photo by:Hiroshi Sasaya

パリの旅行記

*Masaomi Takatsuka 「弾丸トリップ パリ編

*Mami Yamamoto 「Paris」

*tabitabi parsley 「france2011.1 -パリ編ver2-


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▲編集元:TRiPORT

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