BLOG

海外に住んで気が付いたのは日本の駅にあるアレの優しさだった

2015年06月05日 01時51分 JST | 更新 2016年05月28日 18時12分 JST

こんにちは、TRiPORTライターのSeinaです。

現在私はシンガポールに住んでいるので、東京への一時帰国は「旅」になります。久しぶりに所用で東京に行くときは、私の心はウキウキでいっぱい。なかでも一番楽しみにしてるのは「日本食」です。

2015-05-29-1432882161-3071389-111265539_10206597009665950_1798984685841322714_n640x512.jpg

Photo credit: Seina Morisako「BACK TO TOKYO

シンガポールの日本食事情


シンガポールには多くの日本食店があります。転居する前、私はシンガポールでの多彩な日本食と様々なアジア料理を楽しみにしていました。しかし実際に生活してみると、物価の高いシンガポールではおいしいお店はとても高いのです。値段がお手頃なお店は独特のアジア風のアレンジ効いていて、私の求めてる味と違うこともありました。そして、一緒にシンガポールに移住した子供はもっと保守的。アジアのスタイルに、なかなかチャレンジしてくれません。そんなこともあり、東京に行くとき私たちの心は「おいしい日本食」のことでいっぱいになるのです。

去年の12月、私は息子を連れて東京に一時帰国をしました。

2015-05-29-1432882176-4975274-211260845_10206597209070935_4567711906588554089_o640x512.jpg

Photo credit: Seina Morisako「BACK TO TOKYO

世界に誇る日本食。何食べてもおいしい。しかし、その味を堪能しながらこう思ったんです。

「もっと胃に優しい食べ物が食べたい」と...。

立ち食い蕎麦屋が誇らしい


2015-05-29-1432882192-8358760-3n1301451961640x425.jpg

Photo credit: Similar Image

私たちが日本滞在中に一番通った食事は「立ち食い蕎麦屋」でした。12月のシンガポールは常夏の島。そこから帰国し、久しぶりに冬を体感したので余計に寒さが身にしみます。過密スケジュールゆえ、体調は常に不安定。子供の体調も気にしなくてはいけなので常に緊張し、毎日の食事にすごく気を使いました。夜に予定されていたいくつもの会食のために日々の食事で綿密に体調管理をする必要があったのです。そういった事情もあり、私たちは朝食や昼食、移動中に何度も立ち食い蕎麦屋に通いました。

そのとき改めて日本の立ち食い蕎麦のすごさに気が付きました。あんなに早くて安くて、そしておいしいものは世界でもなかなか巡り合えません。場所によってはものすごくおいしいことも!

2015-05-29-1432882209-1304745-411060174_10206597186990383_3504990181305749316_o640x512.jpg

Photo credit: Seina Morisako「BACK TO TOKYO

お蕎麦だけではなく、うどんもカレーもあります。さらにお店はキレイで移動時のタイムロスが少ないのも魅力的! シンガポールでは「日本人の胃にやさしく、素早く食べることができる場所がなく、どこにいっていいのかわからずに日々苦労しています。

アジアの食事は油中心だったり辛すぎたり...。食べた後に胃がもたれることもあります。理想に近いお店があったとしても駅の近くにあるとは限りません。食事に悩み、結果的に食べられずに移動してしまうこともしばしば...。

帰国したとき私たちは立ち食い蕎麦屋で食事の量を調整し、過密スケジュールながらも東京滞在を満喫できました。久しぶりの帰国時に私たちは「立ち食い蕎麦文化」の素晴らしさに気が付いたのです。

体に優しいFast Food


駅のホームという便利な場所で、自分の食べたい体に優しい食事を安価で素早く食べられるという日本の蕎麦文化の素晴らしさを、私は日本以外の国で生活して初めて実感しました。自分が東京に在住していたときは、立ち食い蕎麦屋で外国人観光客を見たことがなかったので、観光としての知名度はまだ低いと思われます。立って食べる習慣など、いくつかの文化の違いは乗り越えなくてはいけませんが、立ち食い蕎麦を「日本旅行の際の体に優しいFast Food」としてもっと活用してほしいと感じました。

日本に旅行をする外国人の友人がいたらぜひ立ち食い蕎麦屋さんの存在を話してみてはいかがでしょうか。そのときは食べ方も一緒に教えてあげてくださいね。

海外で働いて気付いた「働き過ぎる日本人は素晴らしい!」

日本人男性は浮気性?とにかく「アニメ好き」という印象も...

(ライター: Seina Morisako)

Photo by: Similar Image

関連旅行記はこちら

*Seina Morisako「BACK TO TOKYO

【関連記事】

遠い「クジラ」より手のひらサイズの「マラサダ」に満たされた心

地球の裏側で「旅行の使命感」を捨てて気が付いた旅の醍醐味

モナリザより雑多な展示物に惹かれた どんでん返しのルーヴル美術館

http://blog.compathy.net

▲編集元:TRiPORT