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海外旅行にいつ行くの?「今でしょ!」~旅立つべき3つの理由~

2015年08月26日 15時02分 JST | 更新 2016年08月23日 18時12分 JST

TRiPORTライターの志方拓雄です。夏休みも終盤に入る中、2015年はシルバーウィークもあり、旅行の計画を立てている人も多いと思います。一方で、「海外に行ってみたいけれど、現地で言葉が通じるか不安」「スリや盗難の被害に遭わないだろうか」と心配になって一歩を踏み出せない人もいるでしょう。個人的には少しでも興味が沸いたら、海外旅行には思い切って出かけてほしいものです。いつ旅立つべきか? それはもちろん「今でしょ!」と、筆者が思う理由をまとめて紹介します。

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Photo credit: Nakano Takayuki「シリア図鑑 ダマスカス編 〜旅人たちも協力隊も惚れた国。意外にオシャレな都会の景色〜

①世界の政情は刻々と変化する


旅立つ前に気になることの1つに「現地の治安」を挙げる旅行者も少なくありません。スリ・強盗・置き引きなどの犯罪に加え、近年はテロの危険性について考えなければならない状況に変わってきています。さらに、IS(イスラム国)が活動する地域などは、一般の旅行者が観光で訪れるのには極めて困難な場所になりつつあります。こうした動きは中東だけに限らず、アフリカ大陸の一部の国にも波及しているのが現状です。

例えば中東のシリアは、かつて旅人の間では物価も安く、シリア人たちの人懐っこいおもてなしが評判で、その魅力にとりつかれる人も多くいました。しかし現在は、外務省からシリア全域に退避勧告が発令されており、安易に入国できなくなってしまったのです。刻々と変化する世界の情勢の中では、訪れたいと思っていた国が一瞬にして危険な地域に変わってしまうこともあります。こうした理由から、行ってみたい国の情勢が安定しているときは、旅立つ大きなチャンスだと言えるでしょう。

一方で、スリランカやコロンビアなど、かつて国内で紛争が勃発していた地域で、情勢が安定し、観光客が安心して訪れることができるようになった国々が増えているのも事実です。

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Photo credit: Takuo Shikata「経済沸騰中!!ミャンマーの素朴な姿

②世界各国はインフレで物価上昇中


筆者は大学生の頃、Lonely Planetの「 Southeast Asia on a Shoestring」を片手に東南アジア各国を周遊しました。アルバイトで貯めたお金での旅行で、資金にそれほど余裕はありませんでしたが、1日300円(宿代100円、食事100円、余暇100円)でも十分に楽しめる国もありました。特にミャンマーではその物価の安さに驚いたのですが、近年はアジア最後のフロンティアとして経済が急速に発展し、物価の上昇テンポも速いです。例えば、かつてはインレー湖に浮かぶ集落をめぐる際、3USドルだった入場料は10USドルまで跳ね上がっています。

日本が失われた20年でデフレに苦しんでいた一方で、アジアをはじめとする国々では経済成長が続き、物価が上昇。1人当たりのGDPではシンガポールは日本を上回りました。今後も、安定した成長が期待される中、諸外国の物価も上昇していくことが予想されています。

いま出掛ければ安く楽しめるところも、将来は追加の資金がないと堪能できなくなってしまう可能性が高いです。足元の為替相場は円安傾向ですが、それでもまだ日本より物価の安い国はたくさんあります。それらの国で物価が上昇する前に訪れて、お得に旅を楽しみたいものです。

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ウユニ塩湖のホテル(筆者撮影 2007年)

③自然災害、環境問題が観光地に打撃


今年4月、ネパールでマグニチュード7.8の大地震が発生し、多くの方が犠牲になりました。そしてこの地震では、カトマンズ近郊の世界遺産バクタプルなども被害を受けました。世界遺産として大切に管理されていても、自然災害の前には成す術もありません。

さらに、観光の開発が環境問題に影響を及ぼす例もあります。例えば、南米の人気の観光スポットウユニ塩湖(ボリビア)。筆者が2007年に訪れた際は、塩湖の上に建つ塩でできたホテルに宿泊し、翌朝の日の出を眺めるのが旅人の楽しみの1つでもありました。しかし、環境問題の観点からこのホテルでの宿泊はできなくなり、さらにはウユニ塩湖への入場を制限する動きも出てきています。

まとめ


世界の情勢、物価の上昇、自然災害や環境問題などの影響で、簡単に旅ができる国・地域が減ってしまうリスクにさらされています。こうした事情を考えると、行きたいけどなかなか一歩を踏み出せない人は、いつ旅行に行くべきか? もちろんそれは「今でしょ!」

ライター:志方拓雄

関連旅行記はこちら

*Nakano Takayuki「シリア図鑑 ダマスカス編 〜旅人たちも協力隊も惚れた国。意外にオシャレな都会の景色〜

*Takuo Shikata「経済沸騰中!!ミャンマーの素朴な姿

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▲編集元:TRiPORT