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トルコのカッパドキアで出会った、おばあちゃんの味

2014年12月02日 00時28分 JST | 更新 2015年01月30日 19時12分 JST

親日国とは聞いていたけど、予想以上だった。違う、親日というより国全体に善い人が多いんじゃないだろうか?

もちろんより親しみを感じる国の人が居るのは確かかもしれないけど、そんなに器用に相手の国籍によって態度を変える事なんてできるんだろうか? 親切があまりにも自然だった。恩着せがましくもない。どの人も手を差し伸べてくれた後にはさわやかに立ち去って行った。

レンタルバイクで走っていたカッパドキア。たまたま通りがかった丘の下の家の玄関先で椅子に座っていたおじいちゃんとバイクに乗った私の目が合った瞬間、おじいちゃんは立ち上がって私に手招きした。この一瞬でなにがどうおじいちゃんにその判断をさせたのだろう。その一瞬で分かることといえば、私が女性であることと、アジア系の人間であることぐらいだと思う。

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Photo: Eika Akasaki「トルコからキプロス、ギリシャへ」より

家の中に招き入れてくれて「お腹は空いているか?」と、一緒に食卓を囲むことに。おじいちゃんとおばあちゃん、私の親より少し若いぐらいの息子さんと娘さん、そしてお嫁さん。ちゃぶ台のようなテーブルに、大きめのクロスがかけてあって、その上にパンとトマトのサラダ、豆の煮物が並べられている。

コタツに入るかのように絨毯の敷かれた床の上に座りクロスの下にみんなで足を潜り込ませる。おばあちゃんがパン屑が床に落ちないようパンはクロスの上でちぎる事をジェスチャーで教えてくれる。当たり前のように私を迎えてくれて、トルコ語は全く分からないはずなのに、なぜか意思の疎通が出来ている。

きっといつもの普通の食事なんだと思う。みんなにとっては食べ慣れたいつものおばあちゃんの味。私にとってはこんなに贅沢な食事は無かった。

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ライター:Eika Akasaki

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▲編集元:TRiPORT